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「どうした二口?」
茂庭さんの声は相変わらず柔らかかった。暗い海底に陽の光が射したみたいで、ぎゅっとケータイを握り締めた。
茂庭さんに一切の事情を話す。電話越しの相槌が優しい。青根と喧嘩したこと、皆の引っ張り方や望みに答えること、茂庭さんみたいな
「二口は、本当に良い
俺が、良い
「俺が
村間さん。覚えてる。例えるなら烏野の
「それで急遽俺が
茂庭さんが弱いわけがない。そう言いたかった。
「俺がここまで頑張れたのは、単純にバレー部のメンバーが好きだったからだよ」
メンバーが、好きだった。刺さった。
「俺が前
ただ静かに呼吸だけを繰り返す。
「だから二口も、俺になろうと思わないで。好戦的なくらいのほうが良いよ」
画面を越えて、茂庭さんの笑顔が見えた気がした。
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永遠になりたい來夢(プロフ) - 覚えてるかな?仲良くしてもらった來夢です!占ツク、卒業しちゃうかもなんだね(´・ω・`)受験、頑張ってね!他サイトに移ったとしても時々私にコメントとかしてくれると嬉しいな(*´ω`*)宮瀬ちゃんの作品、大好きだからね!(グダグダごめんね) (2018年1月19日 15時) (レス) id: 4f87253095 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:宮瀬幸雲@Ms.腹筋崩し | 作成日時:2018年1月3日 14時