幼馴染みと後輩と

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((水無月))

雄登のママと一緒に来たんだ⋯

忘れてたよ、仲いいの(笑)



確か中高の同級生で

お互い引っ越したら家が近くなったんだよね、




あ、そろそろ並ばないとだった




開会式って地味に長いし暑いから最悪


ちょっと日焼けしたしテンション下がる⋯

出来るだけ急いでテントに戻っていると


雄登が前を歩いてた


声をかけようか迷ったけど

探されてるし言った方がいいよね、？

「雄登っ⋯」

那須「A⋯？」

「雄登のママが探してた、私の親と一緒にいる」

那須「また一緒に来たんだ(笑)仲いいよね」

「ずっと仲良かったみたいだしね」

那須「仲良かったお陰で俺らも"幼馴染み"になれたし⋯なぁA


まだ"幼馴染み"って思ってくれてる？」


伏し目がちに

聞いてくる雄登




「⋯もちろん、雄登は昔も今も私の"幼馴染み"だよ」


⋯これでいいんだよね


私たちは"幼馴染み"だね、



一方的に雄登に怒ってて

今更仲直り出来るなんて思わなかった




「ごめんね、雄登」

那須「⋯なんのこと？なんてね」

イタズラっ子のようにニヤリと笑う雄登




⋯本当適わないなぁ



久々に雄登の隣を歩く



懐かしいし

やっぱり嬉しい





こう思うのは間違えだったのかな、



並んで歩く私達の後ろを


じっと見る目


どんな風に写ったのかな、

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