《40》 ページ41
友「りっくんは2年に上がって初めて私達の科目の担当持ったよね。
2人でちょっと様子おかしくない?って話し始めて、試しに先生引っ掛けてみたら見事に全部話したよねw
あの時のりっくんいつもの営業スマイルが崩れて、表情筋皆無でマシンガントーク始めたっけ〜」
貴『うわ〜そうそう、めっちゃ目が怖かったやつ!
それから定期的に放課後に鬱憤を溜めに溜めた愚痴大会始めたよね』
友「これは性格悪いとかそういう話じゃないよね〜、あの生徒の質じゃ。
普通の感性持った人間なら誰でも文句言うわ」
貴『あっそういえばさ、4組の____』
ーー
あれから3時間半が経過し、もう8時半を回ろうとしていた。
友「うわ、もうこんな時間じゃん。やっば〜」
貴『いやぁ、話したねw』
友「一番ヤバイ時は1年の頃のさ、確か文化祭だっけ?鬱憤ありすぎてここに10時過ぎまでいたよねw」
貴『あ〜懐かし〜!今年も来年もそれがあると思うと胃が痛む…』
友「お互い励まし合いながら頑張ろうぜ、相棒」
貴『そうね、相棒。今度は先生と3人で抜け出して校舎裏でお菓子食べよう』
友「あっ、それいーじゃん!どうせりっくんも上手く抜け出してそうだし」
お会計を済ませて最寄り駅に向かう。
ゆずぽとは元々住んでた方の家が反対方向にあるから、ここで別れるのはごく自然で助かった。
貴『駅着いちゃった。また明日も頑張って生きようね』
友「おうよおうよ。そーいえば両親どう?
最近あんまり帰ってこないって言ってたじゃん。今日もだったらまた家泊まる?」
というのも急に1ヶ月で海外出張に行ってしまったため、両親共に忙しすぎて家に帰るのがかなり遅かったのだ。
出張の事はとりあえず言わずに両親の帰りがかなり遅いとだけ伝えたら、
それだったら家においでよ!というゆずぽの粋な計らいで何度か家にお邪魔させていただいていた。
貴『(でも お世話になったわけだし、ゆずぽには話してみても…)』
568人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
れー - めちゃくちゃおもしろいです! (2020年8月9日 16時) (レス) id: 8ab926093f (このIDを非表示/違反報告)
シュガ~ソルト(プロフ) - 柴イヌさん» 偉そうに言える立場ではありませんがぜひ...待っているというお言葉がきけて嬉しい限りです(T_T) (2020年5月21日 5時) (レス) id: eb4905d3d3 (このIDを非表示/違反報告)
シュガ~ソルト(プロフ) - 柚柚さん» そう言っていただけて本当にありがたい限りです、本当にありがとうございます(/ _ ; ) (2020年5月21日 5時) (レス) id: eb4905d3d3 (このIDを非表示/違反報告)
シュガ~ソルト(プロフ) - 四季?゚?.゚?さん» こちらのワガママですみません、、、そしてありがとうございます( ; ; ) (2020年5月21日 5時) (レス) id: eb4905d3d3 (このIDを非表示/違反報告)
柴イヌ - そうなんですか。多分自分はソルトさんよりも年下で学生です。是非ソルトさんのアドバイスを参考にさしてもらいます。ありがとうございます。ソルトさんの作品大好きなのでこんな奴で良ければいつでも待ってます!!無理をせずソルトさんのペースで頑張って下さい! (2020年5月20日 15時) (レス) id: 525b615957 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:シュガ~ソルト | 作成日時:2020年3月19日 18時