従兄妹にお世話になることになりました【まふまふ】

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ま｢さて、変な事に巻き込んじゃってごめんね。お友達とのご飯は楽しかった？｣


貴『うん！学校にいる時というか、

友達とか仲良い先生といる時は日常に戻った感じがして安心した』


ま｢最初の感じだと僕の事全く分からない状態だったし、おじさんとおばさんは海外だし、そうなっても無理ないよね…｣







少し困ったような、申し訳なさそうな顔で目線を私から床へと移される。






貴『そ、そんな気にかけないで！預かってもらってる立場なのにこんな事言うのもなんなんだけど…』






そう言うとまふくんは不思議そうに視線を私へと戻した。






貴『お世話になる人がまふくんで良かったなって思ってる。…あっ、別に変な意味とかじゃなくてね！』


ま｢なんで僕で良かったの？他の親戚よりも気にかかる点多いと思うんだけど…｣


貴『私、ずっと親戚と話してないじゃん？

だから家庭がある親戚のところに預けられても孤独だったんだろうなって。


家で1人なのは少し慣れてるけど、居場所がないのとはまた違うから。

ただ単に私がナヨナヨしてるせいなんだけどね。


まふくんも、まふくんの友達も皆優しいし…

皆私の事みてくれて嬉しくて、ちゃんと話せるようになってた』


ま｢？｣


貴『お父さんとお母さんも、もちろん私の事を大切にしてくれてるのは分かってはいるけど、

忙しいから一緒にいる時間は短い分、

私っていう存在をたくさん意識してくれる人がいるのは学校の数時間だけだから、ちょっと寂しかった。


わがままな話だし、まふくんには私がここにいる事ってなんのメリットもない話だから迷惑かもしれないけど』


ま｢迷惑なんか思ってないよ。

いやぁ〜 一人暮らししてるとね、ふと何となく寂しいなぁって思う時あるんだよね〜。

人が家にいると落ち着くじゃん？


Aちゃんを預かる事に関しては割と気楽に考えてるから、それこそ何も気にしなくていいよ。

気楽って言っても、絶対に無傷でおじさんとおばさんの元には帰らせるけどね！｣


貴『無傷って…w』


ま｢今日みたいな事が絶対に今後起こらないなんて言いきれないからね。僕が守るから安心して！｣


貴『心強いこと言ってくれるね』


ま｢これでも一応大人であり、保護者ですからね｣


貴『イケメン(ホスト)が保護者って、やっぱなんか慣れない』


ま｢うん、その思考捨てようか｣


貴『じゃあまずはその顔面捨ててきて、話はそこから』


ま｢それは無理。｣

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