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天月｢君、リスナーさんでしょ？迷惑なんだよ、人の家勝手に特定して来られたりしたら。
警察呼ぶから大人しくそこにいて、男2人いるんだから逃げられないよ｣
貴『警察？！ちょちょちょ、待ってください！何か誤解されています！！』
坂田｢誤解も何も、まふの様子で一目瞭然やろ。そんなんで言い逃れできると思うなよ｣
余計に頭が混乱してきた。
なぜ従兄妹の部屋のインターホンを押しただけで見ず知らずの男性達に威圧をかけられた挙句に、
謎に警察を呼ばれなくてはならないのか。
貴『何を勘違いされているか知りませんが、とりあえず警察だけは大丈夫ですから！お互い面倒になるだけです！』
坂田｢面倒になるのはそっちだけやろ、大人しく警察にお世話になりな。｣
貴『ちょっと待ってください！！
…じゃあまふくんに、真冬くんに相川 Aと伝えてください！
今日からお世話になる、相川 真冬の従兄妹なんです！』
坂｢はぁ〜…ここまでの大物は初めてやで。天月くん、キリがないからもう呼ぶね｣
天｢うん、お願い｣
どんな意味不明な厄介事に巻き込まれてるんだ私は…！
しかし警察が来たら来たで保護者不在の今は後処理が面倒くさい。
ここは一旦、持ち前の身体能力で逃げるしかない。
そうと決まればカバンとキャリーケースから手を離し、
なるべく相手の不意をつくために二人の間をぶつかるように走り抜けてマンションの外へ飛び出した。
坂｢うおっ！？ちょっ、おい！！｣
天｢坂田！追うぞ！！｣
ーー
ひたすらに来た道を走って行く。土地勘がないからこうするしかないのだ。
人気のある方…、駅だ、最寄り駅まで全力で走ろう。
記憶を頼りに走って走って、何とか最寄り駅に辿り着く。
そこそこ大きい駅だから中に入って人混みや店に紛れてしまえばもう大丈夫だろう。
天｢待て！！｣
貴『くそっ、！』
と思ったのだけれど、流石に男性には勝てなさそうだ。もうそろそろ体力の限界が来る。
人混みに入ってしまうと、その人を避けるのに余計に体力を消耗してしまう。駅内はやめた方が良さそうだ。
すぐさま方向転換をして、人がいるかいないかのかなり人気の少ない方へと走っていく。
貴『(限界が来る前に何か解決策を…！)』
息を切らしながら必死に走るものの、もう足元がおぼつかなくなってきた。
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れー - めちゃくちゃおもしろいです！ (2020年8月9日 16時) (
レス) id: 8ab926093f (このIDを非表示/違反報告)
シュガ~ソルト(プロフ) - 柴イヌさん» 偉そうに言える立場ではありませんがぜひ...待っているというお言葉がきけて嬉しい限りです(T_T) (2020年5月21日 5時) (レス) id: eb4905d3d3 (このIDを非表示/違反報告)
シュガ~ソルト(プロフ) - 柚柚さん» そう言っていただけて本当にありがたい限りです、本当にありがとうございます(/ _ ; ) (2020年5月21日 5時) (レス) id: eb4905d3d3 (このIDを非表示/違反報告)
シュガ~ソルト(プロフ) - 四季?ﾟ?.ﾟ?さん» こちらのワガママですみません、、、そしてありがとうございます（ ; ; ） (2020年5月21日 5時) (レス) id: eb4905d3d3 (このIDを非表示/違反報告)
柴イヌ - そうなんですか。多分自分はソルトさんよりも年下で学生です。是非ソルトさんのアドバイスを参考にさしてもらいます。ありがとうございます。ソルトさんの作品大好きなのでこんな奴で良ければいつでも待ってます！！無理をせずソルトさんのペースで頑張って下さい！ (2020年5月20日 15時) (レス) id: 525b615957 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シュガ~ソルト
| 作成日時：2020年3月19日 18時
