竜王戦と龍と後輩について…… ページ29
凛空side
鬼「竜王戦か?もちろん出るつもりだよ。鉄が企画してくれたんだ……部長の俺が出ねぇとな」
流石龍。まさに漢だな……
鬼「……一応お前も生徒会だもんな。今日ばっかりは敵同士……か?」
いたずら小僧みたいな笑顔を見せる。龍は意外と可愛い面も見せるからな。
さすがアイドル、性能タケェ……(驚愕)
『まぁ、生徒会っつても利害の一致みてぇなもんだし……そこまで厳しくする気はねぇよ。
むしろ俺だって竜王戦は嫌いじゃねーのによ」
あの肉弾戦が何とも言えないけど、斬新でいいと思うわ
アイドルってよりも格闘技っぽいところがグット
鬼「ほぅ……そうかい。本当にお前、生徒会なのが不思議だよな」
『これでもある程度の会長からの信頼はあるんだぜ』
ついつい癖で制服から扇を取り出して口元を隠してしまう。
あの抗争時代に自分の考えを読まれないようにする癖が今になって残ってるなんてなぁ……
――――
桃「〜♪」
『おーなんかいいことあったのか?』
桃「勿論だよ〜生徒会が昼休みに仕事があるってデマを案外簡単に信じてるんだもん!」
成程な、デマを流して一網打尽、ね。敬人の入れ知恵か……
性格悪いな……
『……はぁ〜』
敬「浮かない顔だな。どうせお前のことだ、鬼龍のことだろう?
確かに紅月の身内だが、それ以前に俺たちは生徒会。あいつは一般生徒であることを忘れるな」
『はいはい……わかってますよ〜』
竜王戦は始まってる。煩く、楽しそうな音楽が辺り一面に鳴り響いている。
これがアイドル。これがライブ。
『それを今から辞めさせるってのは如何なものかね』
敬「……もうそろそろだ。持ち場につけ」
そういえば、真緒がちょっと怪しい動きをしてたな。
あいつ……ちょっとついて行ってみるか。面白そうだ♪
敬「――生徒会執行部である!!」
……よし、そっちは粛清一色だし。俺が抜けても気づかれなさそうだな
真緒が連れてるのは、守沢んとこの奴と、渡の後輩と……なずなの後輩?
あとは…………へぇ〜面白そうなやつを連れてんじゃねーの♪
『成程、コソコソ何してんのかと思ってついて行ってみたら、面白そうなメンツがそろってんじゃ
ねーか♪』
ちょっとビビられたけど……そんなに俺怖い顔してたっけ?
結果：ところでこれ、通報されませんよね(主にあとをつけていった部分)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 259人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
茶柱(プロフ) - そろそろうちのボキャブラリーが火を噴きそうだ……(吐血) (2016年10月3日 22時) (
レス) id: 266ac07be9 (このIDを非表示/違反報告)
茶柱(プロフ) - 本当に、難しいですよね………… (2016年9月29日 20時) (レス) id: 266ac07be9 (このIDを非表示/違反報告)
神崎ユエ - わかります！ (2016年9月29日 19時) (レス) id: 67fdb38327 (このIDを非表示/違反報告)
茶柱(プロフ) - 何か、小説の主人公目線の言い回しを読んでて、( ﾟДﾟ)ﾊｧ?ってなると「え、私の語力、低すぎ……!?」ってなりますね(笑) (2016年9月28日 21時) (レス) id: 266ac07be9 (このIDを非表示/違反報告)
神崎ユエ - 成る程… (2016年9月28日 17時) (レス) id: 67fdb38327 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：茶柱 | 作者ホームページ：
作成日時：2016年9月4日 16時
