俺、辞める。 (ページ35)

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潤くんページ35

嫌だった。。

潤くんと一緒がよかった。

検査はいつも通りだったけれど、潤くんと一緒じゃないからか、すごくすごく長く感じた。

終わって戻っても、潤くんはいなくて、、

涼くんに聞いたら

「荷物を取りに帰ったよ」

と言って。。

潤くんはほんとにもどってくるのかな。。

不安になって。

なのに、涼くんに俺が、入院する、特別室に案内されて。。

そしたら、

「俺がずっといるから」

って言ってきて。

その言葉を言ったのは、潤くんじゃなくて、涼くんだった。

「潤くん、戻ってくるよね？」

そう聞いたら、

「戻ってくるよ笑」

ってちょっと笑われて。。

不安で仕方なくて。。

潤くんがそばにいてくれないと

だめで。。

もう、、

嫌い。

こんな自分なんか。

死にたい。

潤くんにばっか迷惑かけて。。

入院までして。

難病なのに。

信じれないよ、

「また、嵐に戻る」

とか。

楽しかった、、

嬉しかった、、

でも、

過去なんだ。

全部。

今じゃない。。

「和、そんなこと言わないの。」

潤くんの声。

気づけば、俺は、ベッドで寝転んで、天井を見ていた。

声のする方を向けば、潤くんがいた。

たぶん、

心の中で言っていたことが言葉に出ていたんだ。