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小島がなんかそわそわしてる以外は
いつも通りの日常が過ぎて、今日はパーティー当日
うーん...やっぱり自分のドレス姿見慣れないなぁ
佐「Aさーん、準備できましたー？」
「うん、大体〜」
佐「入っても大丈夫ですか？男2人がうるさくて」
「着替え終わってるからいいよ〜」
まだ完全には準備終わってないけど
部屋の外からの晶哉の訴えが可哀想なのでとりあえず入ってもらうことにした
「ごめん、もうちょっとかかりそう」
福「えー！見違えたなぁ！」
佐「それでまだ完成と違うんですか？！」
使(使用人)「お化粧の仕上げと、アクセサリー類を追加します」
「...世の令嬢たちはすごいねー......」
福「始まる前から疲れてもうてるやん」
佐「ほんで小島くんは突っ立ってないで何か喋ってくださいよ」
男2人がうるさいって言ってたけど
部屋に入ってきてから小島は一言も話してない
小「ぅえ？あぁ、おん、せやな、えーと、」
福「おー、見事に意味のない言葉の羅列」
小「...お姫様みたいやな」
なーに言ってんだか
これからこの小説世界のお姫様に会いに行くっていうのに
いや、会うというよりは遠くから眺めに行くって感じかな？
本当はサインのひとつでも欲しいところだけど
脇役は出しゃばらないようにしなきゃね
福「やっと喋ったおもたら何がお姫様やねん、全くその通りや」
佐「えっ...と？それはボケっすか」
福「聞くなアホ恥ずかしいわ」
小「やって綺麗やからさほんまに...」
「そんなに褒めてもらえると思わなかったよ、ありがと」
福「ええなー小島、俺もAさんと踊りたかったし」
佐「僕らはあくまでも会場の外から見張ってなきゃいけませんもんね〜」
「うん、だからいっぱいカイロ用意してもらったよ」
私に明らかな危険が迫らない限り、晶哉も大晴くんも会場内には入れないらしい
そのことは事前に聞いていたから、カイロを大量注文しておいた
「こんなことしかできなくてごめんね」
佐「どうしましょ、僕感動で泣きそうっすわ」
福「こんな気遣いしてもらえると思ってなかった」
佐「さすがAさんです」
小「俺には？」
「小島は暖かい部屋の中にいるんだからいらないでしょうが」
小「えー1個ぐらいくれてもええやんかぁ」
「スープでも飲んどきなさい」
小島が駄々をこね始めて、どうしたもんかなと思ってたら
私の支度が全て終わったみたい
ついにあの憧れのシーンをこの目で見れる...！
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軟骨(プロフ) - ちぇるしーさん» コメントのセンスが良すぎて思わずふふっと笑っちゃいました。このお話の肝は晶哉だったりしますね。いってらっしゃいませ！ (10月4日 0時) (
レス) id: 720d6cffa8 (このIDを非表示/違反報告)
ちぇるしー(プロフ) - お話の途中で晶哉がおもろすぎてコメントしてしまいました。今、彼はティーポットを割った所です。最高に面白いです、では続きに行って参ります。 (10月3日 11時) (レス) @page30 id: 54f901c7b7 (このIDを非表示/違反報告)
軟骨(プロフ) - ちいさん» コメントして頂きありがとうございます！続きの更新も頑張りますね！ (2022年7月25日 2時) (レス) id: 720d6cffa8 (このIDを非表示/違反報告)
ちい(プロフ) - 更新嬉しいです！続きもめっちゃ気になります！！ (2022年7月18日 3時) (レス) @page38 id: dd60ea8e42 (このIDを非表示/違反報告)
軟骨(プロフ) - ぽこぴーさん» コメントして頂きありがとうございます！嬉しすぎて泣いてます(;_;)本当にありがとうございます！！ (2022年7月18日 2時) (レス) id: 720d6cffa8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：軟骨 | 作成日時：2021年12月14日 6時
