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大晴くんってさぁ、まじすげーね
「天才...？」
福「新たな特技見つけたかもしれへん」
「これは世界に誇っていいと思う」
福「そんな大規模？」
「だってどこからどう見ても大怪我よ？」
福「ほんま、メイクって知ってても心配なってくるもん」
「だよね、これはさすがに末澤さんも引くよね」
福「まぁそれは知らんけど」
「え、なんでよ」
福「俺末澤さんのこと大して知らんもん」
「お、おう、正論だなぁ...」
朝っぱらからド正論かまされましたわい
ともかく準備は済んだから
誰にも見られず庭に出て、スピーカーからユー○ューブでドスンという音を流す
そして私が落ちた(と見せかけた)タイミングで
朝の散歩をしている晶哉に見つかる
この大ミッションをこなさないといけない...
あ、晶哉が朝の散歩をしているという部分に違和感がある方へ
末澤家との食事会当日の朝、何かしらの作戦を実行するかもしれないと思って
数週間前からアリバイ工作できるように習慣づけさせました
尚、パワハラという意見は受け付けておりません
「行って来るね！大晴くんも誰にも見られないようにしてね！」
福「サラッと難しいこと言うよな」
「大丈夫！この部屋には誰も近づかないようにしてるから！」
福「やからって見てないとは限らんやんか」
「も、もう心が折れそうだから正論やめてください」
福「ごめんて。いってらっしゃい」
さ、皆さんここからはね
コソコソと地味に頑張る私を想像してみてください
これまた今日の為に晶哉が数週間かけて調査してくれていた
人がいなくなりがちな場所を通り、私の部屋のベランダの真下へ移動
途中で実はデキてた使用人たちを目撃し、ニヤニヤしてしまったのは
ここだけの秘密にしてください
私も誰にも言わないから
で、せっせと運んできたスピーカーで落下音を流す
“ドスンッッ！！！”
“ビクゥッ！”
あ、2回目の効果音は私がガチでビビったってだけです
ちょっとね、急に出る大きい音が無理なもので
それでは気を取り直して、作戦に戻りましょうか
佐「え、顔やば」
「こら？一応私、主人よ？」
佐「あ、すいませんメイクのクオリティやばすぎて」
「それには共感するけど、いいから早く叫んでもらってい？」
佐「では、失礼して。ウ゛ゥン、ゴホン、」
「はよしてって」
佐「Aさんツッコミ安定してきましたね...誰か！誰か来てー！Aさんがぁ！！」
叫ぶ前の捨て台詞なんなん？
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軟骨(プロフ) - ちぇるしーさん» コメントのセンスが良すぎて思わずふふっと笑っちゃいました。このお話の肝は晶哉だったりしますね。いってらっしゃいませ！ (10月4日 0時) (
レス) id: 720d6cffa8 (このIDを非表示/違反報告)
ちぇるしー(プロフ) - お話の途中で晶哉がおもろすぎてコメントしてしまいました。今、彼はティーポットを割った所です。最高に面白いです、では続きに行って参ります。 (10月3日 11時) (レス) @page30 id: 54f901c7b7 (このIDを非表示/違反報告)
軟骨(プロフ) - ちいさん» コメントして頂きありがとうございます！続きの更新も頑張りますね！ (2022年7月25日 2時) (レス) id: 720d6cffa8 (このIDを非表示/違反報告)
ちい(プロフ) - 更新嬉しいです！続きもめっちゃ気になります！！ (2022年7月18日 3時) (レス) @page38 id: dd60ea8e42 (このIDを非表示/違反報告)
軟骨(プロフ) - ぽこぴーさん» コメントして頂きありがとうございます！嬉しすぎて泣いてます(;_;)本当にありがとうございます！！ (2022年7月18日 2時) (レス) id: 720d6cffa8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：軟骨 | 作成日時：2021年12月14日 6時
