危機 ページ45
ハー「貴方たちちゃんと練習しなさいよね!」
フレッド達をハーマーヨニーが注意すると2人は素直に返事をして練習を再開した。
すると突然必要の部屋の扉が開き,すぐに閉まった。
ハリ「やぁ,ドビー」
ハリーの傍に屋敷しもべ妖精が1人立っていた。ハリーが声をかけた。
ハリ「何しに...どうかしたのかい?」
トビーと呼ばれた妖精は恐怖で目を見開き,震えていた。ハリーの近くにいた Dメンバーはみんな黙り込んだ。
部屋中のみんながドビーを見つめた。勿論私も。
ドビ「ハリー・ポッター様...ハリー・ポッター様...ドビーめはご注進に参りました…でも,屋敷しもべ妖精というものはしゃべってはいけないと戒められてきました……」
するとドビーは壁に向かって頭を突き出し走り出した。ハリーがドビーを取り押さえようとしたが,ドビーは、八段重ねの帽子がクッションになり石壁から跳ね返っただけだった。
ハリーは何とかドビーを落ち着かせ声をかけていた。
ハリ「ドビーいったい何があったの?」
トビーの小さい腕をつかみ,彼が自傷行為に走りそうな物を遠ざけながら,ハリーが聞いた。
ドビ「ハリー・ポッター様...あの人が…あの女の人が……」
ハリ「あの人って,ドビー誰?」
トビーは少しくらくらした目でハリーを見上げ,口の動きだけで伝えた。
ハリ「アンブリッジ?」
ハリーがそういうとドビーは頷いた。
ハリ「アンブリッジがどうかしたの? ドビーこのことはあの人にバレてないだろ?僕たちのことDAのことも?」
ハリーは静かに聞いた。
ハリ「あの女が来るのか?」
ドビ「そうです!」
まさか...いや,トビーの反応からしてもう向かってきているんだろう...。
だとしたらこのままではまずい...!
『何をしているの!早くここから逃げるのよ!!』
私はありったけの声を上げ,みんなに伝えた。
486人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ハリーポッター」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
万奈(プロフ) - 湊さん» コメントありがとうございます!そう言って貰えて嬉しい限りです!暇なの時に出す予定なのでもう少しお待ちください! (2022年8月3日 22時) (レス) id: 61e3cc8be8 (このIDを非表示/違反報告)
湊(プロフ) - ものすごく面白かったです。続きを読みたいです。待ってます頑張って下さい。 (2022年8月3日 20時) (レス) @page21 id: 080f4a0e49 (このIDを非表示/違反報告)
万奈(プロフ) - Ruiさん» ありがとございます!!そう言っていただけるとやる気が出ます!!こらからもちょくちょく見に来て下さい! (2022年7月13日 20時) (レス) id: 61e3cc8be8 (このIDを非表示/違反報告)
Rui(プロフ) - ものすごく面白いです!続きを楽しみにしています!! (2022年7月13日 19時) (レス) @page3 id: 0b6af923a0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:万奈 | 作成日時:2022年7月12日 7時