守護霊 ページ43
DA会合ではついに”守護霊”の練習を始めていた。
みんなが練習したくてたまらなかった術だった。
ハリー「守護霊を創り出すと言っても，明るい照明の教室で何の脅威も感じないんだ。吸魂鬼のようなものと対決するような場合とではまったく違うんだ」
ラベンダー・ブラウンの杖先から銀色の煙がポッポッと噴き出した。
ラベ「私まだ…うまく…出せないのよ…！」
ラベンダーは怒ったように言った。 またネビルも苦労していた。集中しても杖先から細い銀色の煙がヒョロヒョロと出てきただけのようだ。
ハリ「何か幸福なことを思い浮かべないといけないんだよ」
ハリーがネビルにアドバイスをする。
ネビ「そうしてるんだけど」
ネビルが惨めな声で言った。
『エクスペクトパトローナム』
私がそう唱えても何も出ない。
『やっぱり簡単には守護霊は出ないのね…』
セド「そうだね…幸福なことか…」
幸福なこと…私にとっての幸福なことはなに…？
家族の思い出？
いやあの家族にいい思い出なんかない。
私にとっての幸福はホグワーツでの生活だけ。
ハリー達やアンジェリーナ達，フレッドとジョージ達…
そしてなによりセドリックとの思い出が1番私を幸福にしてくれる。
私はいつかセドリックとワスレナグサを見た時の記憶を思い出す…
そして…
『エクスペクトパトローナム！』
私がそう唱えると白い光に包まれて美しい羽を羽ばたかせて現れたのは…
ハー「あれは…孔雀…？」
ロン「多分…凄く綺麗だ…」
みんな練習していた手を止めてAが出した守護霊を見つめた。
『…あれが私の守護霊…なの？』
ハリ「そうだよ！凄いよA！」
ハリーが興奮したように言ってくれた。
『ありがとうハリー。守護霊を出せたのはハリーのおかげよ』
セド「凄いよA！」
『そんなことないわ』
セド「一体どんな幸福なことを考えたんだい？」
『え…』
これは言っていいのだろうか…？
でもこれはかなり恥ずかしいのでは…？
なんて疑問が私の頭を占めている時セドリックはわたしの名前を呼んだ。
セド「A…？」
『へ…あっ…その…セドリックとの思い出を思い出してたら…出来たの…』
段々声が小さくなりながら私は答えた。
セド「っ…全く僕の彼女は可愛いな〜」
『っ…!!可愛くないから…!!』
早く僕も守護霊を出せるようにしなきゃね
再び練習を始めるセドリックだった。
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万奈(プロフ) - 湊さん» コメントありがとうございます！そう言って貰えて嬉しい限りです！暇なの時に出す予定なのでもう少しお待ちください！ (2022年8月3日 22時) (
レス) id: 61e3cc8be8 (このIDを非表示/違反報告)
湊(プロフ) - ものすごく面白かったです。続きを読みたいです。待ってます頑張って下さい。 (2022年8月3日 20時) (レス) @page21 id: 080f4a0e49 (このIDを非表示/違反報告)
万奈(プロフ) - Ruiさん» ありがとございます！！そう言っていただけるとやる気が出ます！！こらからもちょくちょく見に来て下さい！ (2022年7月13日 20時) (レス) id: 61e3cc8be8 (このIDを非表示/違反報告)
Rui(プロフ) - ものすごく面白いです！続きを楽しみにしています！！ (2022年7月13日 19時) (レス) @page3 id: 0b6af923a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：万奈 | 作成日時：2022年7月12日 7時
