無表情のあの子4~HarryPotter~【セドリック・ディゴリー】 (ページ7)

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誕生日ページ7

今日はAの誕生日

今年は何をあげようかな…何か身につけられる物がいいな…

指輪，ネックレス…ほとんど身につけられる物をプレゼントしてしまっている…

僕は難しい顔をして唸っている時後ろから声をかけられた。

セド母「セドリック？何をそんなに悩んでいるの？」

セド「あ…母さん…実は…」

僕は母さんに誕生日の事を話した。

セド「母さんは何をプレゼントしたらいいと思う？」

セド母「そうね…誕生石とかどうかしら！」

セド「石をプレゼントするの？」

セド母「あ…そうよね…石なんて貰っても飾る場所に困るわね…」

いや…誕生石はいいアイディアかもしれない…！

セド「母さん僕おもいついたよ！ありがとう！」

僕は慌てて街へと出かけた。

僕が向かったのは宝石店

セド「すいません…───」

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
朝からセドリックの部屋には私宛の手紙が大量に届いた。

セド「凄い量だね…」

『そ，そうね…驚いたわ…』

手紙の中には両親，ハリー，ロン，ハーマイオニー，フレッド，ジョージ…他にも沢山届いた。

『これハーマイオニーからだわ…！』

箱を開けると羽根ペンが入っていた。
黒っぽいデザインでシンプルで凄く気に入った。

セド『これはフレッド達からだよ』

セドリックは双子のプレゼントを私に渡してくれた。

『イタズラグッズが入ってたらどうしよう…』

あの双子ならやりかねない…
私は恐る恐る開けると中身は普通だった。

『普通だわ…良かった』

中身はガラス細工だった。

『いいセンスしてるわねあの2人』

セド「そうだね」

そして私はあるものに目が止まる。

『これエルザからだわ…！』

少し大きめの箱に入っていたエルザのプレゼント
中を開けるとアルバムが入っていた。

『アルバム…？』

アルバムを開くとそこには私と…

セドリックが写っていた。

セド「これは…」

始まりはクリスマス…

そう…エルザにセドリックを紹介したあの日からこの前の写真が貼られていた。

『これいつ撮って…』

手紙を読むと付き合っていると聞いた日から思い出に残るようにとこっそり写真を撮っていたらしい。
エルザは昔から写真を撮るのが上手だった。

セド「凄い…とっても綺麗に撮れてるね」

『本当ね…』

写真の中の私は笑っていた。
とても楽しそうに…。

『エルザありがとう…』

小さく呟くようにお礼を言う

セド「そろそろ僕も渡していいかな？」