無表情のあの子4~HarryPotter~【セドリック・ディゴリー】 (ページ31)

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忍びの地図ページ31

『フレッド，ジョージお願いがあるの』

フレ「なんだ？改まって…」

『忍びの地図を貸して欲しいの』

ジョ「イタズラでもするのか？」

『違うわよ！少し使いたいだけなの…』

私はこれが必要だった…
ハリー達を守る為には…

2人は「仕方ないな…」と言いながら貸してくれた。

ハーマイオニーが石にされた事によって，きっとハリー達は何か行動するばずだ…

だから忍びの地図があれば何とかできる…

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忍びの地図が役に立つ時が来たのは意外と早く来た。

マク「生徒は全員それぞれの寮にすぐに戻りなさい。教師は全員，職員室に大至急お集まりください」

城中にマクゴナガル先生の声が響き渡る。

私も談話室に戻り，先生の指示があるまで待機していたが…ジニーが見当たらない…

マク「怪物に生徒が連れ去られました。”秘密の部屋”そのものへの入り口へ」

まさか…

リー「その生徒は誰ですか…？」

マク「ジニー・ウィーズリーです」

あぁ…守れなかった…ジニーを…

私は落胆する様に崩れ落ちた。

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フレ「A…」

『ごめんなさい…フレッド，ジョージ…』

ジョ「Aが謝る必要は無いだろ？」

2人は私を責めようとはしなかった。

忍びの地図があったのに…私はこれを使いこなせていなかった。

私2人に部屋に戻るように言われ，そのまま戻った。

アンジェリーナ達も気を使ってそっとしてくれた。

ロンだけは…ハリーとロンだけは守らないと…

これ以上友達が石になるのは見たくない…！