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Rq:藤原夫婦に2人目が出来て ページ41

Aside



さっき言われた言葉がずっと頭の中で巡ってる。


'おめでとうございます、妊娠されてますよ'


嬉しいけど、でもどうしようみたいな。
康太も以前よりかはだいぶ手もかからなくなってきて、
私も少しずつ仕事を再開してるこのタイミングで妊娠。

とりあえず、丈に言わんとなあ。


今日は康太をお兄に預けてるから、
家には今私1人で丈の帰りを待ってる状態。


どうやって説明しようかなあ、と悶々と悩んでいると玄関の方でドアが開く音が聞こえた。



『ただいま〜』

「あっ、おかえりー」


リビングに入って来て私の姿を見るなり笑った丈。


『どしたん、テレビもつけんとソファに座って笑』

「えっ?いや……別に、うん」

『何もないなら別にええけど、笑』


そう言って丈は、一旦部屋に鞄と上着を置いてから
もう一度リビングに戻って来ると、そのまま私の隣に座った。


「な、なに?」

『…お前なんか隠してるやろ』

「えっ?」

『よそよそしすぎ。
何かあった事くらい分かるっちゅーねん笑
どしたん、言うてみ?』



そう言いながら丈は私の頭を撫でて、空いたもう片方の手を私の手に重ねた。


「…あの、実は、」

『うん』



私は自分の手に重なったそれを掴んで、お腹に丈の手を当てた。



「…できました、」

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作者名:∞なこ∞ | 作者ホームページ:https://mobile.twitter.com/ars_8_west  
作成日時:2017年1月9日 11時

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