あなたもメンバー*～Substory～ (ページ42)

今日:11 hit、昨日:2 hit、合計:151,310 hit

２ページ42

「…できました、」

『…子ども？』

「うん…、」

なんて言われるやろう。

そーっと顔を上げて丈の顔を見てみると、微笑んでいた。

『まじ？めっちゃ嬉しいねんけど笑
お前それなら早よ言えや笑』

「えっ？丈、怒ってないん？」

『は？怒る？笑
なんやねんそれ、怒るわけないやろ笑』

そう笑うと、私の腰を引き寄せてグッと距離を縮めて来た。

『何で怒ると思ったん？』

「…仕事、できんくなるし。
子ども2人ってなったら、私が休業する分、丈は今以上に仕事頑張らなあかんやん。」

『そんなんええっちゅうねん。
子どもと嫁さん養う覚悟なかったら結婚なんてするわけないやろ』

「そっか、」

急にそんな真面目なことを言うもんやから、不覚にもドキッとしてしまって。

『お前何照れとんねん笑』

「照れてへんし」

『照れとるやろ笑
あー、てかアレやな。康太とかメンバーに言わなな』

「そうやなぁ。
なんて言お～…」

『パパとママが愛し合ったから康太お兄ちゃんになるねんで、でええんちゃう？笑』

「愛し合ったとかやめて、余計やわ」

『事実やろ？』

なんてニヤニヤしながら私の顔を覗き込む丈にデコピンを食らわせると、いったぁ！！！なんて大袈裟に反応した。

「なんて説明しよう～…」