あなたもメンバー*～Substory～ (ページ16)

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「でも、やっぱバック付いてたらさ?
もちろんWESTさんらと喋るやん。
なんか…めっちゃみんなええ人やからさ、
あぁ、この7人やからこそデビュー出来たんやろなぁってのも思うしさ。
なんか…色んな感情が混ざるねん」

向井「…うん、」

「…廉と紫耀は東京行ってさ、ユニット組んで、
今1番のデビュー候補とか言われて。
同時期に一緒に同じだけ頑張ってたはずやのに、
こんなに差ついちゃって、
…私なんてまいジャニレギュラーも降板で、」

向井「…それはAが悪いんちゃうで。」

まいジャニ降板は、Aのせいやない。
あれは…な。
暗黙の了解で、もう誰もその話はしてない。

「そやけどさ…、」

向井「てか、でもそれがなかったら
今Aは丈らと一緒にやってへんねんで?
もちろん襲われて良かった訳じゃないけどさ」

「まぁ、な?それはめっちゃ思うけどさ、
でも…たまに康ちゃんともっとやりたかったなって
思ったりするねん」

俺の目を見てそう言ったA。

そら、俺だってもっとAとやりたかったよ。
柊真が事務所辞めるって知って、じゃあ俺ら頑張らなあかんなって意気込んでたんやもん。
でも、それを叶えられなかったのは誰のせいでもない。
敢えて空気を変えるしかないな、これは。

向井「ちょっとちょっと～
何嬉しいこと言ってくれてんの～!笑
照れちゃうよ、俺!笑」

「んふふ、まぁでも、
8人でやってる今もめっちゃ楽しいねんけどね、笑」

そう言って微笑んだA。