第15話꒰ঌ 出 会 い �� ໒꒱ ページ16
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「キタカミの里っていう所に言い伝えられていた伝承に、このお面を被ったポケモンが出てくるの。小さい頃に聞いたから、どんな話だったのか思い出せないんだけど…」
このペンダントに、何かあるのだろうか。だから、お父さんとお母さんはフレア団に狙われたのだろうか。何も分からない。分からないけど、預けられた物だから大切にしなくては。
「プラターヌ博士、ありがとうございました」
プラターヌ「大丈夫かい？」
「……正直、訳が分からないです。でも、お父さんとお母さんが生きてるって事だけでも分かったから、問題無いです」
無理して笑ってるのは、誰の目から見ても明らかだった。
フリード「その後だった。どこで嗅ぎ付けたのか知らないが、船に戻る最中にフレア団が襲ってきたのは」
モリー「特に、フラダリって奴が強くてさ。ロジカが頑張ってくれてたんだけど、その前に何人か相手にしてたからかなり消耗しちゃってね」
瀕死寸前のサーナイトを庇って、メガギャラドスのはかいこうせんを受けたロジカ。幸いにも、その場は駆け付けたカルネさんと、数人のジムリーダーによって事なきを得たのだが。
オリオ「すぐに病院に連れて行ったんだけど、何をしてもロジカの目は覚めなかったの」
フリード「1ヶ月は病院で入院させてたんだが、怪我も治ったし、旅をしてる間に解決策が見つかるかもしれないと思って、
眠ったままのロジカを連れて旅を再開したんだ」
リコ「じゃあ、あのサーナイト達は」
フリード「元々は、あんな気性の荒い奴らじゃないんだ。また、ロジカを傷付けられると勘違いしたんだろうな。今はリコ達が仲間だと理解しただろうから、大丈夫だ」
話のせいなのか、ロジカが元通りじゃないと言ったからなのか。どちらにせよ、皆の纏う空気はとても重かった。
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続く (更新停止中)
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作者名：澄覇琉 | 作成日時：2023年9月20日 13時
