眠り姫とペンダント。【ポケットモンスター】 (ページ13)

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第12話꒰ঌ 出会い ④ ໒꒱‪‪ ページ13

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メガシンカが解けたサーナイトにお礼を言って、フリードの方を見る。

「ありがとう、助かったわ」

フリード「いや。別に来なくても良かったっぽいな」

「そんな事無いわ。1人じゃないって、ただそれだけで凄く心強かった。私は、ロジカよ。この子は相棒のサーナイト」

フリード「フリードだ。こっちはキャップと、リザードンだ」

[ピッカ]

[リザー！]

「なんで、キャップなの？」

帽子を被ってるから？と聞けば、フリードは違うと首を横に振る。説明を聞くより先に、スマホロトムがポッケから出てきた。

フリード『フリードだ』

オリオ『フリード！どこほっつき歩いてんのさ！』

モリー『船の修理終わったから出発するよ』

マードック『早く戻って来ないと置いてくぞー』

フリード『すまんすまん。すぐ戻る』

その会話を聞いていたから一つだけ分かった。フリードは、ここに住んでる人じゃない。仲間と共に旅をしてるんだ。

フラダリとのバトル。そのたった数分の間でも、寂しさを感じてしまう。フリードとバトルをしてた時間は、凄く楽しくて。今初めて会った筈なのに、前から一緒に居るような感覚だった。

「(出会いもあれば別れもある。それは、良く分かってるじゃない)」

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