眠り姫とペンダント。【ポケットモンスター】 (ページ2)

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第1話꒰ঌ 秘密 ① ໒꒱‪‪ ページ2

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リコとロイがライジングボルテッカーズに入って数日経ったある日の夜。外で話し込んでいたリコとロイが、それぞれの部屋に戻ろうとした時の事。

神妙な顔をしたフリードと、ポケモンにおやつをあげる時に使うお皿を持ったマードックが何かを話しながら歩いているのを見掛けた。表情から察するに、あまり良い話では無いのだろう。

ロイ「あの奥って、物置じゃなかった？」

リコ「フリードはそう言ってたよね」

以前、ブレイブアサギ号の中を見て回ってた時に、ここの部屋は物置だから立ち入らないように、とフリードが言っていた。

だけど今、フリードだけではなくマードックまで一緒に居て、更にポケモンにご飯をあげた後のお皿を持っている。それが不可解だった。

ロイ「声かける？」

リコ「ちょっと待って」

息を潜めれば、ふたりの会話が聞こえた。

マードック「本気か？フリード」

フリード「あぁ。これ以上連れ回すのは負担にしかならない。少しでも見込みがあるなら、船から下ろす。これが最善だ」

マードック「ポケモンはどうするんだ。誰が面倒見る？」

フリード「それなら、向こうの博士に頼んである。心配無い」

何の話か検討がつかないまま、2人の姿が見えなくなる。リコとロイは、お互い何かを言うでもなく、フリード達が出てきた部屋の前に来た。

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