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発熱 ページ6

ーーーーA視点ーーーー

「こんにちは」

「!?」

あら、結構驚いた顔してるわね。
まあ裏口から入ったし当たり前かもしれないけど

「こんな白昼堂々と犯罪するなんて、随分とまぁ大胆ね。」

「うるせぇ!探偵社の、探偵社の雪女を出せ!!」

″探偵社の雪女″ね
未だにその名前が闇社会では使われていたのね

「なぜ?」

「あの女のせいで俺の組織は潰れた!とっとと出……」

言い終わる前に殴り飛ばす。

「探偵社の雪女は私よ。組織が潰れたのは貴方が弱いから。」

異能力『凍て氷』
辺りに氷が次々と現れる

「人質、なんて何処にもいない。脅しの為だけに嘘をついたのね。
そして、周りを困らせた。
それに値するような覚悟は出来ているわよね?」

何だか今日は何時にもまして苛つくわね。
その分氷も勢いを増す。
相手も何とか銃で攻撃するものの氷がそれを防ぐ

その儘彼を気絶させた。

「敦くん
今すぐ彼を警察の元へ」

「そ、それはいいんですけど寒くて……」

「私の異能力凍て氷は強いけれどその分リスクが多い。
其の内の一つがその寒さよ。」

敦くんは運べそうな状態じゃないので私が彼を運んだ。



「本当に助かりました!ありがとうございました!」

頭がくらくらしてきた。
そういえば今日は異能力に込めた力が強すぎたかも知れないわね…

「い、いえ!僕は何も、氷乃さんのお陰です!ですよね、氷乃さ…!!
 氷乃さん!!」

そのまま私の意識は途絶えた














ーーーー太宰視点ーーーー

うーん
何だか嫌な予感がする。

なんかこう、
凄く嫌な予感がする。

「国木田くん、Aの所に行ってくる」

「しれっとサボろうとするな。」

「国木田くん、考えてみ給え。Aと敦くん、帰ってくるのが遅くないかい?」

何時もなら直ぐさま帰ってくる筈
なのに今日は少し遅い。

「やっぱり行ってくる!!」

「おい待てぇ!!太宰ィ!」

きっと何かあったに違いない
待っててねA

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設定タグ:文豪ストレイドックス , 太宰治 , 文スト   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:すばり x他1人 | 作成日時:2023年10月20日 1時

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