14.馬鹿 ページ14
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大っ嫌いなプールもやっと終わって、夏休みに入り、
今日は補習。
赤点とったとか言えないけど。
まぁ馬鹿じゃないと補習には呼ばれない。
忠義に馬鹿にされ、
すばるに馬鹿にされ、
安田くんには小馬鹿にされて。
丸山くんは、せやろなーってまたなんか見抜かれてた。
学校に着いたらいないはずのすばるがいた。
「え、なんでいるの?」
渋「頭悪いから。」
そんなわけないのになぁと思いながら教室に入った。
村「なんでお前来とるんや」
渋「こいつの面倒見に来た」
村「…そういうことか」
いやいやどういうことだよ。
隣から椅子を持ってきて座ってきた。
「…マジで何しに来たん」
渋「早よやれよ」
机に置いてあったプリントに取り掛かった。
3問目で意味わかんないわこれ。
渋「これは、」
適当に教えられるのかと思ったら理解するまで教えてくれて。
すぐ全問解けた。
プリントを提出して学校から出た。
渋「…俺教えたったやん」
「あ、ありがと」
渋「花火見に行こ」
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作者名:すばばん | 作成日時:2018年8月16日 22時