ガスマスク少女。

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あれからイデア先輩とゲームをしてルンルンと帰り


鏡舎に来た時だった。








ガシィッ と腕を掴まれたのは。








『 ！？！ 』






ｳﾞｨﾙ「 ルーク！絶対逃がすんじゃないわよ！ 」



ﾙｰｸ「 任せてくれたまえ、毒の君(ﾛｱ･ﾄﾞｩ･ﾎﾟｱｿﾞﾝ)！！ 」









『 ひぎゃあああああ！？！！？(ｼｭｺｰｯｯｯ) 』


















ルーク先輩に担がれながら来たのは

ポムフィオーレ寮。






……初めて来た凄いお城みたい綺麗。









オンボロ寮とは月とスッポン。




その差に感激して周りを見渡していると

次は頭を ガシィッ と掴まれ


ガスマスクを外すそうとするヴィル先輩。









……ん？









『 い、いやいやちょっと待ってくださいヴィル先輩！！！！！！！！！！


外そうとしないでください！！！！！！！！ 』








ｳﾞｨﾙ「 うるっさいわよ子ジャガ！！！

アンタのその気持ち悪いマスクひっぺがしてやるわ！！！ 」







『 イヤァァァアァァアアア！！！！ 』(









必死で抵抗していると後ろから誰かに

肩を固定され、抵抗出来ない状態にされる。









オワタ()

　









もうお嫁に行けない…なんて思っていると

ヴィル先輩が はぁ… と溜息を吐き口を開く。









ｳﾞｨﾙ「 アンタ、メイク出来ないからその気持ち悪い格好してるんですって？ 」







『 え、あ、はい… 』







ｳﾞｨﾙ「 仕方ないからメイク用品一式貸してあげるわ。


その気持ち悪い格好でいられるよりマシよ 」









その言葉を聞いた瞬間、ヴィル先輩が女神様のように見えた。





気持ち悪い格好って連呼されてるけど

気にしない。









今度は私が ガシィッ とヴィル先輩の手を掴む。









『 ありがとうございます…！！！

本っ当にありがとうございます…！！！！(ｼｭｺｰｯ) 』






ｳﾞｨﾙ「 その気持ち悪い格好近づかないで頂戴！！ 」



『 へぶっ、！！ 』









……今ならヴィル先輩のビンタも容易いもんよ！！！！！(


















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