59 TAEHYUNG ページ9
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【今帰ったよ】
TH「A！きた！ジミン！」
JM「よかったね」
やっと返事が来て、すぐに電話をかける。
「はい」
TH「A！」
「返事遅くなってごめんね」
TH「ううん！でも寂しかった。何してたの？」
「ミヤとジウの家お邪魔して、ナムオッパとみんなでご飯食べたよ」
TH「いいなー！俺もナムヒョン会いたい！」
「ふふ、みんなで会いに行く日ナムオッパいるって言ってたよ」
TH「やった！…ねぇA、」
「ん？」
TH「声聞いたら会いたくなっちゃった…」
「えぇ？週末会うじゃん」
JM「お前がかけたんじゃん」
ジミンがなんか言ってるけど無視。
だって昨日より柔らかい声で話すから顔見たくなったんだもん。
TH「ジミン家いるから行っていい？」
「いや…パパもママもいるしオッパ寝てるし」
TH「ちょっとだけでも顔見せてよ」
「え、んー…」
JM「テヒョン、ちょっと変わって」
TH「え？、あっ！」
ぱっと俺の手からスマホを奪ってA？ジミンだけどって話しだした
JM「お前のせいでテヒョンずっとソワソワしてるから静かにさせて」
JM「お前が携帯放置するから。家みんないるんでしょ？俺ん家こればいいじゃん」
JM「ん、2人ともいるけどお前はいても関係ないでしょ」
JM「いいから早く来て。引っ張り出されたい？」
JM「…ふふ、いい子」
Aの、ばーか！って声が聞こえた
長くない？早く変わって欲しいんだけど。
JM「そのままでいいよ。眠くなったらうちで風呂入れば？着替えあるんだし」
TH「は！？」
なにそれ。Aの着替えあるの？ジミン家泊まってるの？
JM「わかったわかった、とにかく早く来て。5分以内ね」
電話を切って、Aうちくるって、よかったね。ってスマホを俺に返してくるにこやかなジミン。
TH「全然よくない！」
JM「声でかいよ！なに！呼んであげたじゃん！」
TH「風呂ってなに！着替えあるってなに！一緒に寝てるってなに！」
JM「俺がAの家に泊まるんだから逆もあるでしょ！うちの親A大好きだし。それに一緒に寝てないわ。」
一言もそんなこと言ってないでしょ、ってジミンは呆れた顔でビールを流し込む。
TH「……幼馴染ずるい」
JM「恋人にはなれないけどいいの？」
TH「！…やだ…」
お前Aのことになるとかわいいねーってジミンに笑われて不貞腐れてると、ジミンのオンマのAーって嬉しそうに呼ぶ声が聞こえた。
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作者名：すゆ
| 作成日時：2021年8月9日 20時
