60 TAEHYUNG ページ10
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Aきた！
部屋を飛び出すとちょうどリビングに入るとこが見えた。
早く顔を見たくてリビングまで迎えに行く。
TH「Aー！」
「テヒョン？」
TH「早く会いたくて迎えに来た！」
「ふふ、何それ。オンマー！あ、アッパもいる！ジミンは部屋？」
OM「部屋にいるわよ。テヒョンまだAのこと好きなの？」
オンマがニヤニヤするから俺も釣られて笑っちゃう。
告白はまだしないけど、気持ちを隠すつもりはないから何も言わないでおいた。
TH「え？…んふ、」
「違うよー、ジミンに呼ばれたから行ってくるね！」
AP「これあげるから持っていきな」
「わーおいしそう！ありがとアッパ！」
OM「泊まってもいいからゆっくりしていってね〜」
「ふふ、うん！テヒョンいこ！」
TH「はーい！」
JM「早かったね〜」
「ジミンが5分以内って言ったんでしょ」
部屋に入るとジミンがテレビから目を離さずそう言うから、来て早々Aがぷりぷりしてる。
もう！って口を尖らせてジミンの肩をぺちっと叩いた。
そのままジミンの横に座ろうとするから、こっちを向いて欲しくて目の前にいるAのお腹に手を回して軽く引き寄せた。
「ぅ、わ！」
TH「何でジミンの横なの？俺が会いたかったのに。」
「え？」
TH「Aはここ！」
「え、やだやだ！下ろして！」
TH「やだ！ひひ、ぎゅー！」
そのまま膝の上に乗せて柔らかい体をぎゅーって抱き締めた。
Aはジタバタ暴れるけど押さえつけて、ついでに背中に顔をぐりぐりした。
いい匂いだし抱き心地ふわふわだし最高。
「もう…わかったから力緩めて。苦しい！」
TH「ふふ、A会いたかった！」
「再会してからほぼ毎日会ってるじゃん。ジミン私もビール飲みたい」
JM「あぁ、俺もないしとってくるわ」
そう言うとジミンはビールを取りに部屋を出てった。
ほんの少しだけどAと2人きりだ。
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作者名：すゆ
| 作成日時：2021年8月9日 20時
