99 TAEHYUNG ページ49
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TH「うちの親海外で、今はジニヒョンとこの家に2人暮らしだから。気を遣わなくてもいいからね？」
「そうなの？じゃあ家事はジニオッパが？」
JN「そうだよ〜テヒョンは皿洗い担当！」
「2人ともすごいね…」
TH「だからいつでも泊まっても大丈夫だよ！」
「え？」
JN「うん！泊まりにおいで！部屋余ってるから！」
TH「俺と一緒に寝るからいらない！」
JN「俺がいる時はダメ！」
TH「じゃあヒョンどっか行ってよ」
JN「やー！お前！」
「…」
ジニヒョンとAそっちのけで言い合ってると、ふわっと笑うだけで我関せずとごはんを食べてる。
…あ、そういうとこユンギヒョンによく似てるなー、やっぱり兄妹だなーってジニヒョンのヤーヤー言ってるのを聞きながら唐突に思った。
「ごちそうさまでした。すごくおいしかった！」
JN「また来てね！」
食べ終わって、一息ついたらAがそろそろ帰るって言うから、送ってくって一緒に家を出た。
手を繋いでゆっくり話しながら歩く。
「お父さんとお母さん海外なんだね」
TH「うん。アッパの仕事でね。オンマが付いてった」
「そうなんだ。大変？」
TH「んー、男2人だしそんなに」
「ジニオッパが家事やってくれてるもんね」
TH「む。俺だってできるところは手伝ってるよ」
テヒョン片付けとかできないじゃんってケラケラ笑うAにつられて俺も笑った。
Aとなら他愛もない話も何でも楽しくて、あっという間にAの家に着いた。
「ありがとね」
TH「ん…次いつ会える？」
「え？…ふふ、んー週末は？」
TH「えーそれまで会えないの？」
「テヒョンだって予定あるでしょ？」
TH「そうだけど〜…あ！じゃあ週末泊まりに来て！」
「ええ？」
TH「やなの？」
「やじゃないけど…」
TH「じゃあきて」
「んー…わかった。お邪魔するね」
TH「やった！」
「、ぉわ！」
Aがお泊まりくる！嬉しくなって勢いよく抱き着いた。
絶対2人きりで過ごしたいから、ヒョンにはお願いしてどっか行ってもらお。
TH「ひひひ、楽しみ。連絡するね」
「ん。私も。気をつけて帰ってね」
体を離してちゅっと軽くキスして、Aとバイバイした。
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作者名：すゆ
| 作成日時：2021年8月9日 20時
