100 TAEHYUNG ページ50
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次の日大学で、Aと付き合ったことをジミンに報告すると、特に驚くことなくよかったねって言ってくれた。
JM「だらしない顔だなー」
TH「へへへ…幸せ」
JM「もうバカなことするなよ」
TH「当たり前じゃん。二度としない。絶対離さない！」
JM「俺と遊ぶのは許してよね」
TH「…嫌だけど仕方なくだからね。泊まりはダメ。その時は俺も行く」
JM「はいはい」
独占欲強すぎてAが大変だな〜かわいそう〜なんて言いながらも、嬉しそうに笑うジミン。
何だかんだもう一度Aと引き合わせてくれたし、応援してくれてたし、いい奴だ。感謝してる。
TH「もう女の子いる場に呼ばないでよ」
JM「わかってるって！Aのためだし…お前もしっかりしろよ。その気がなくてもいっぱい寄ってくるんだから」
TH「Aと会ってから全部断ってるし切ってる」
JM「それならいいけど。Aもモテるだろうしお互い大変だね」
TH「…」
JM「なに、忘れてた？まぁあいつ人見知りだしミヤいるし大丈夫でしょ」
そうだった…Aモテるんだ。
そうだよね。だってかわいいしスタイルいいし性格だって最高だもん。
ホソギヒョンもメロメロだったし、なんやかんやジミンだってAのこと好きだし…
TH「そんなのやだ。今日Aの大学いく」
JM「は？いってどうすんの？」
TH「確かめる」
JM「バカなの？行ったってわかるわけないじゃん」
TH「……じゃあAに会いに行く」
JM「あは、おもしろそうだから俺も行く」
今日何限までかAに連絡すると、ちょうど見てたのかすぐ既読になりめずらしくすぐに返ってきた。
今日はAに予定があるらしく会う約束はしていない。
授業終わるのは俺の方が早いから内緒で行こう。
Aにちょっとだけでも会えるって思うと楽しみになってきて口角が上がる。
JM「テヒョンって一途だね」
TH「Aだけにね」
JM「それなのにあんなに遊んでたんだね」
TH「もう二度としないから言わないで」
JM「ふは！お前本当Aのことになるとかわいいね」
TH「うるさい」
そんなくだらない話をしてると授業が終わって、ジミンと一緒にAの大学へ向かった。
着いて出入り口近くのベンチで座ってると、教室から出てきた学生の中にAがミヤと歩いてくるのが見えた。
Aの隣にぴったりくっついて並ぶ、かわいい顔したでっかい男も一緒に。
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作者名：すゆ
| 作成日時：2021年8月9日 20時
