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MY「A〜気を付けてね！ジミンも！ほらぁーテヒョン帰るぞ！」
TH「…A家着いたら連絡してね？絶対だよ？」
「ん。わかったよ。ミヤのことお願いね。気を付けてね」
TH「うん…」
MY「またねーバイバイ！」
JM「うーん…ばいばぁい」
後ろから抱き着いたまま2人に手を振るジミンに、テヒョンは最後まで嫌そうな顔をしてミヤと歩いて行った。
「ジミン〜帰るよ」
JM「ん、手、」
「もう〜…ふふ、はい。」
フラつくジミンと手を繋いで家まで歩く。
小さい頃はよく手を繋いで歩いたなぁ。懐かしい。
JM「小さい頃よくこうやって歩いたね」
「今私も同じこと思ってた」
JM「ふは、さすが幼馴染」
「私ジミンが初恋だったんだよね」
JM「まじ？俺も。お前のこと大好きだったわ」
「両思いじゃん。かわいいね私達」
幼馴染の初恋同士ってありがちだねって、いつも以上に目が糸みたいになってふにゃふにゃ笑うジミンに私も笑い返す。
この笑顔が大好きでいつもジミンジミン言ってたなぁ…
かわいい思い出にほっこりしてると、A、って小さい頃から変わらない、大好きな優しい声で呼びかけられる。
「んー？」
JM「テヒョンのこと好き？」
「…うーん、…」
JM「俺には隠し事できないのわかってるでしょ？」
「…あ、そっか……うん…好き、かな、」
JM「うん。だろうね。お前は本当にわかりやすいから」
「そんなのジミンだけだよ」
JM「ふふ、そうだね。」
ジミンは普段ふざけてたりからかったりしてくるけど、私が悲しかったり、怒ってたり、悩んでたりするとすぐに気付いて寄り添ってくれる。
それは再開した今でも全然変わってなくて、聞き上手話させ上手なジミンに私は隠し事ができず、昔からつい色々話してしまう。
JM「なんでテヒョンに言わないの？」
「…いやぁ、何でだろう。怖いのかな…」
JM「怖い？なんで？」
惹かれてることは自覚してたけど今ジミンと話したことで、あ、私テヒョンのこともう好きなんだ…って胸にストンと落ちた。
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作者名：すゆ
| 作成日時：2021年8月9日 20時
