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MH「来てくれてありがとうございます。僕たちの事、応援してくださいね。」
A「………。」
MH「ヌナ、1人できたんですか?」
私は友達に誘われて来たと話た。
MH「歌ってる所見てくれました? ヌナは誰のファンなんですか?」
A「……すみません。メンバーの名前もわからなくて…。
でも、あなたのファンになりました。」
私は照れながら答えるとミニョンも嬉しそうにしてくれた。
MH「ありがとうございます! 顔が赤いですけど暑いですか? 」
A「え、あ、はい。少し暑いですね。それに手を繋いでくれてるので…。」
こんな場所でミニョンと手を繋ぐ事がないので、本当になんだか照れて下を向いた。
ミニョンはそんな私を見て、あははと笑いながら反対の手で私の頭を優しく撫でたあと、パタパタと私の顔を扇いでくれる。
りかはミニョンの隣の子が目当てだったらしく、結構長く話をしていたので、その間ずっと手を繋いでくれていた。
A「いつぶりだろ。こうやって手を繋いだのは…。」
何も考えず言葉が出てしまい、私はしまったと口を押さえた。
幸い隣の子にはメンバーとの会話に一生懸命で聞こえてなかったようだ。
ミニョンがまっすぐ私の顔を見て、小さな声で答えた。
MH「もうすぐ帰るよ。その時はずっと手を繋いでいよう?」
A「………うん…。」
私は一言返事をしてゆっくり手を離し、隣の子にサインをもらうべく移動した。
隣の子にサインをもらっている間、ミニョンの前に来たファンの子が、私にやったように頭を撫でてくれと催促していた。
MH「さっきの人は、急に友達にここへ連れて来られたらしく、すごく緊張していたから、サプライズすれば緊張をほぐしてもらえると思ってやったんだ。特別。」
と、優しくファンの子に話していたのが聞こえた。
私は最後の子にサインをもらうと会場を後にした。
あとからミニョンに聞いた話。
ヌナが通り過ぎたあと、メンバーが僕に聞いてきた。
JF「ヒョン、今の人知り合いですか?」
ジェファンが耳元で聞いてきたから。
MH「うん、僕の彼女だよ。友達に連れて来られたみたい。」
JF「えーーーー!?」
ジェファンの雄叫びが会場に響いたのは言うまでもない。
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ななし(プロフ) - YES。さん>コメントありがとうございます。If you はどうしても書きたくなったで、歌詞を少し借りて私が思った事を書いてみました。ネタが尽きてきましたがボチボチ書いて行くので、時々のぞいてください。 (2017年8月31日 21時) (レス) id: 822c5f20d0 (このIDを非表示/違反報告)
YES。(プロフ) - 最後の If you すごく泣けました・・・。 この小説すごく好きです!頑張ってください! (2017年8月31日 17時) (レス) id: 372597b041 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ななし | 作成日時:2017年7月9日 23時