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マネヒョンは渋っていたけど、いつも我が儘言わない僕だからと許してくれ、飛行機を取ってくれた。
AM0:15
僕はヌナのマンションの前にいた。
MH「やっとついた。」
ヌナの部屋のインターホンを鳴らすが返事はない。
悪いなと思いながら、勝手にオートロックを解除し部屋に入ると、玄関にヌナが倒れていた。
僕はビックリして、ヌナに声をかける。
MH「ヌナ? ヌナ! 大丈夫?」
A「んー。ジェフナありがとー。大丈夫だから。」
MH「ヌナ、僕だよミニョンだよ。ほら、こんなトコに寝てないでベッドで寝ないと。」
A「ジェフナ、大丈夫だから。
…早くミニョンに会いたいよ。」
僕はギュとヌナを抱きしめた。
A「ジェフナやめて。私にはミニョンがいるの。ミニョナしかダメなの。」
MH「ヌナ、わかったからとりあえず着替えて?」
ヌナは半分寝ながら着替えてベッドに潜り込んだ。
僕も着替えてヌナの隣に潜り込み、ヌナと一緒に眠りにつく。
翌朝、隣でゴソゴソ身動きする感覚でうっすら目が醒める。
隣でヌナがボソボソと独り言をつぶやいている。
A「どうしよう。全然覚えてない(汗) ジェフナと飲みに行って、ジェフナに送ってもらって。 誰、隣で寝てるのはジェフナ?」
ヌナはすごく慌ててるようだ。
A「ちょっと待って、落ち着いて!大丈夫大丈夫。絶対にやってないから。でも、服着替えてるし。」
しばらくブツブツ言ってたけど、意を決したように僕の肩をたたいた。
A「ジェフナ? ねぇ、昨日泊まったの??」
しばらく黙っていたが、彼氏の後ろ姿もわからないのかと、また気持ちがモヤモヤしてきた。
僕は後ろを向いたまま、ヌナの質問に答える。
MH「んー、泊まった。」
その言葉を言ったとたん、後ろでヌナは大きいため息をもらした。
A「ジェフナ起きて? ごめん、帰ってくれない?」
MH「帰らないよ。」
A「ごめん。本当にごめん。私、全然覚えてなくて…でも、ジェフナとは付き合えないから。」
MH「付き合ってもらったら、僕が困るから。ヌナは自分の彼氏の背中もわからないの?」
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ななし(プロフ) - YES。さん>コメントありがとうございます。If you はどうしても書きたくなったで、歌詞を少し借りて私が思った事を書いてみました。ネタが尽きてきましたがボチボチ書いて行くので、時々のぞいてください。 (2017年8月31日 21時) (レス) id: 822c5f20d0 (このIDを非表示/違反報告)
YES。(プロフ) - 最後の If you すごく泣けました・・・。 この小説すごく好きです!頑張ってください! (2017年8月31日 17時) (レス) id: 372597b041 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ななし | 作成日時:2017年7月9日 23時