予想もしないことから4【宇髄天元】 (ページ25)

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イケメンページ25

Aside

天元に言われてからﾕｰﾁｭｰﾌﾞを見てリラックスしていたけど、やっぱり腰は痛み始めた

『んんん、…ぐすっ』
『…てんげん、痛み止め切れたわぁ…』

聞こえないかなと考えながらも口にした

スマホを見るともう10時になっていた

宇｢お前ら片付けしとけー｣

と天元の大きな声が聞こえる

前に天元が言っていた。
準備室から美術室の声は聞こえやすいけど、美術室から準備室の声は聞こえづらい、って。

耳のいい天元と善逸くんと私は例外だけど。

『痛すぎかよぉ…』

＿＿＿＿ｶﾞﾗｶﾞﾗ

宇｢辛いなあ？ほら、痛み止め塗ろう。｣

『ん、塗る、』

またゆっくりと頑張ってうつ伏せになる

宇｢あ、そういや昨日でゴム切らしたんだった…｣

『えまじで今それどうでもいいから早く塗って、』

宇｢あ、悪ぃ悪ぃ、｣

『あ～、スースーする…』

と言って鼻をすすった

宇｢痛くなる前に塗ってやれなくてごめんなあ？辛いよな…｣

と頭を撫でてくれている。

『もういっそずっとうつ伏せでいようかな…』

宇｢いやそれはそれで派手に苦しいだろ｣

『まぁそうだけど…そういえばさ…天元って、私が熱出した時もだったけど、なんでさ、大丈夫か？って聞くんじゃなくて辛いなって言ってくれるの？』

宇｢見たら大丈夫じゃないことくらいわかんのに大丈夫？って言われんの嫌だろ？少なくとも俺は見ればわかんだろって言いたくなるからな。｣
｢それに大丈夫？って言われて大丈夫じゃないって言う人あんまいねえだろ。Aには無理させたくねえからな。｣

『は？めっちゃイケメン。なんなの？もう好きすぎる…』

頭からぷしゅーという音がなりそうな程、天元がイケメンなことを言ってくる

いやまあ、イケメンなことは事実なんだけどさ？

宇｢んじゃ俺は授業終わらせてくる｣

と私の頭に手を置いて準備室を出ていった