弱肉強食。〜るろうに剣心・瀬田宗次郎〜

初恋 ページ1

「宗次郎！遊ぼっ！」
私の初恋の人。
「うん！行こう！」

優しくて、一緒にいると何だか楽しくて、
好きだっ、、

「はっ、、！、、何だ、夢か。」
最近になってから初恋の夢をよく見る。
もうずうっと会っていないのに。
今頃生きているのかもわからない。
何故なら、ある日のこと。
「今日も宗次郎の家に行こうかな！」
いつものように、宗次郎と一緒に居られることが訪れる今日だと思っていた。

「うっ、、！！やめてくださ、、！」
ふらつく宗次郎。顔にできた傷。
流れる血。
「そ、宗次郎、、？」
その時、宗次郎と目があったきがした。
けれど私は怖くなって逃げてしまった。

それから宗次郎の顔は見ていない。
私の恋はそれと同時に通り過ぎていってしまった。

数年経った今の私は京都で母の手伝いをしている。
旅館の女将としてだ。

だけど運命はあまりにも突然で残酷である。

？「志士雄さん、ここの旅館でよろしかったですか？」
「ああ、ここはな、飯が美味いと言うし温泉がこの体に効くんだよ。」

そう、十本刀は私の旅館を選んだ。

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