眠れない夜 ページ18
夜、私は眠れずにリビングのソファーに座ってテレビを見ていた。
また、同じ夢を見るんじゃないかと怖くなったからだ。
和也「あれ、まだ起きてんの？」
和がリビングに入ってくる。
『うん。あ、テレビの音うるさかった？ごめんね』
私はテレビを消す。
和也「いや、それは別にいいんですけど」
彼は冷蔵庫から水を出して飲んだ。
和也「今日は朝早く出社したし、もう寝た方がいいんじゃない？」
『…うん。でも、寝たくなくて』
私はソファーの上で体育座りをして小さくなる。
和也「…」
彼は黙って私のとなりに座る。
『…夢を見たの』
和也「怖い夢？」
『…』
今となっては、怖い夢かもしれない。
素敵な思い出のはずなのに、今はただただ辛い。
私はゆっくりと頷いた。
和也「そっか」
彼は怖かったね、と言ってポンポンと私の頭を撫でる。
和也「じゃあ、今日は一緒に寝る？」
『え…？』
予想外の言葉だった。
和也「変なことはしませんよ。一緒に寝れば怖くないかなって」
『ほんとに言ってるの…？』
和也「うん。いい案だと思わない？」
『でも…』
和也「安心して。大丈夫だから」
その言葉に頷いた私の手を引いて、彼のベッドに向かう。
和也「俺は床で寝るよ」
彼は毛布とクッションをベッドのとなりに持ってきて言う。
てっきり同じベッドで寝るかと思っていた。
『え、待って、それじゃ和が体壊しちゃうよ』
和也「いや、でもさすがに…」
『ダメだってば』
彼はわかった、と言って先にベッドに入った。
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檸檬 - お気持ちの回復本当に良かったですT^T 小説の続きを書いていただき本当に嬉しい限りです！ これからも頑張ってくださいね！ずっと応援し続けています♪ (2019年11月30日 20時) (
レス) id: 93e7b62bd4 (このIDを非表示/違反報告)
ayane(プロフ) - 檸檬さん» ありがとうございます(；；)本調子とはいきませんが回復しました！ (2019年11月27日 16時) (レス) id: 39d061f7d7 (このIDを非表示/違反報告)
檸檬 - 複雑な気持ちの中、わざわざお返事ありがとうございます。私は、いつまでも待ち続けていますので、気持ちが落ち着くまで、ゆっくり休んでくださいね。 こちらこそ、これからも仲良くしてくださいね。 お気持ちの回復、願っております…。 (2019年11月17日 19時) (レス) id: 93e7b62bd4 (このIDを非表示/違反報告)
ayane(プロフ) - sakuninoさん» ありがとうございます。なるべく早く戻ってきますね。 (2019年11月17日 10時) (レス) id: 39d061f7d7 (このIDを非表示/違反報告)
ayane(プロフ) - のりこさん» ありがとうございます。のりこさんのお言葉、とても嬉しいです。前向きに書けるようになったときはまたよろしくお願い致します。 (2019年11月17日 10時) (レス) id: 39d061f7d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ayane
| 作成日時：2019年10月19日 9時
