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そして、山田さんは罪を償うために、裏会の裁判所に連れていかれた。
慧「涼介様がいなかったら…僕はどうしたら…」
座り込む彼に私は手を差し出した。
『私たちの屋敷に住みませんか？(笑)』
慧「え…」
潤「おいふざけんな」
『当主の私が決めたことです』
慧「でも、僕は…」
雅紀「大歓迎だよ！笑」
智「おいらも構わないよ(笑)」
『あなたの作る味噌汁、とても美味しかったのでもう一度飲みたいんです(笑)』
慧「…はい」
彼は、私の手を取った。
潤「ハァ…どうしてうちの当主は厄介な奴ばかり連れて来るんだ」
『皆さん、家に帰りましょう(笑)』
・
・
・
・
後日、私は櫻井さんと共に、神社に向かった。
神社の裏に、赤い番傘が置かれていた。
私はそれを抱きかかえて、涙を流した。
『うっ…和也さん…っ』
翔「…」
櫻井さんはそっと私の肩に手を置いた。
儚くて、消えてしまいそうな彼の姿を思い出す。
今なら、あなたのことが全てわかるような気がして天を仰いだ。
咲さんに会えたかな？
きっと、会えているだろう。
冬の冷たい風が私の涙をさらって、澄んだ空に吸い込まれていく。
『…』
翔「大丈夫…？」
私は深呼吸をして、笑って言った。
『はい、大丈夫ですっ(笑)』
翔「今、こんな話聞きたくないかもしれないけど」
『なんですか？』
翔「裏会で山田くんの席が空いたことで、Aちゃんがそこにら入ることになった」
『私が…幹部になるってことですか？』
翔「そうだよ。まだ決定したわけじゃないから、返事はあとでいいんだけど───────────」
『やります。やらせてください』
私の生きる道はひとつだ。
私は結界師として、これからも生きていく。
ーーーーー
次回、最終話です！
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ayane(プロフ) - まっきぃさん» 初めてのコメントありがとうございます！最後まで読んでいただいて感謝です(；；)次回作もよろしくお願いします！ (2019年8月21日 20時) (
レス) id: 39d061f7d7 (このIDを非表示/違反報告)
まっきぃ(プロフ) - 完結おめでとうございます！コメントは初めてかな。妖狐の二宮さんにどハマりしてしまい、ずっと読んでました(^O^)結末は悲しかったけど、主人公がずっと笑顔で入れて良かったと思ってます。次回作も読みますね！！ (2019年8月21日 20時) (レス) id: cc514bee80 (このIDを非表示/違反報告)
ayane(プロフ) - 香織さん» 頑張ります！ (2019年8月14日 20時) (レス) id: 39d061f7d7 (このIDを非表示/違反報告)
香織 - 更新頑張ってください (2019年8月14日 8時) (レス) id: 482ce168b0 (このIDを非表示/違反報告)
香織 - ↓出血多量も含まれます (2019年8月13日 21時) (レス) id: 482ce168b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ayane
| 作成日時：2019年8月9日 20時
