白頭巾の正体 ページ38
「撃て!」
白頭巾達は、ゴーゴリの命令通り頭巾を取った
「ハハハーハ」
「フフフフッ」
白頭巾共ノ正体ハ
四人の白頭巾達の正体は、突入する筈(・・)の国木田達
国木田達の目の前には、悲鳴を上げる政治家
「(何だ……何だ、これは?
此処は……人質部屋!?、、馬鹿な……未だ、扉を破っていないぞ!?)」
「フフフッ……何が起こっているか…判らないって顔してる」
Aは、楽しそうに国木田達にそう言った
「こ……れは、起動釦?、、、ボクが……押してる?」
谷崎が、自身の手にある釦に気付く
「ようこそ」
国木田達が声の方を見ると、チェーンソーに拘束され、仮面と外套を外したゴーゴリが居た
「お前……は、犯人の……何故お前が、縛られている……!?」
「君達、探偵社は正義の化身だ…正直……その輝きに惹かれるよ………一方、『天人五衰』の計画は邪悪そのものだ…
だが、だからこそ荷担する価値がある(・・・・・・・・・・・・・・)」
ゴーゴリがそう言ったと同時に、装置が作動する
「!?」
「これは脱獄だ…道徳という生得的洗脳からの……僕は幸福より、魂の自由を選ぶ!!
聞け……我が自由意志の絶叫を」
ゴーゴリは、そこまで言うと言葉を切り、息を吸う
「……」
Aは、携帯を手に持ったまま、ゴーゴリから目を離さない
「嫌だ、死にたくない!、、助けて下さい斗南先生っ!!」
「なっ……!?」
ゴーゴリの予想外の言葉に、国木田は目を見開く
Aは、持っている携帯の画面に触れる
画面には、『送信完了』の文字
宛先の名は、軍警 “電戦班„
「助けて助けて先生!…で、電話で!助けを!……犯人の正体を!!」
ゴーゴリの言葉で斗南は、携帯を取り出し、
「私だ、全部隊を突入させよ!……犯人の正体が判った!!」
救援を呼んだ
「大尉!電戦班から情報です!……秘密会議の議題は、『武装探偵社の有罪性を告発する会議』だったと……!」
「だから会議を襲ったのか!…凡て繋がった……!
『天人五衰』は政府に近しい組織という噂、逆だったのだ!……『勲章』により政府中枢に食い込んだからこそ、連中は犯行を開始した!」
「そうだ!…犯行をこの目で目撃した!、、秘書もやられた!…犯人の名はーーーー」
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朱鷺の砂 - すいませんでした……すぐに直します (2018年11月20日 23時) (レス) id: c2940fbcc7 (このIDを非表示/違反報告)
夜狐 雅(プロフ) - こんばんは、間違い見つけたので修正お願いします。無効化が無効果になっています (2018年10月24日 21時) (レス) id: efc079dd89 (このIDを非表示/違反報告)
めがね - 大丈夫ですよ!ドストさんが出てればいいって物じゃないですし、とても面白いです!作者さんのペースで無理しないで頑張ってください! (2018年9月26日 21時) (レス) id: 5300344b9c (このIDを非表示/違反報告)
朱鷺の砂 - ドスさんとゴーゴリさんは浴衣似合いそうですよね!…外国人なのに………リクエストは募集中なので気軽にお願いします!! (2018年9月18日 23時) (レス) id: c2940fbcc7 (このIDを非表示/違反報告)
めがね - あぁ、こんなに早く作ってくださるとは、、ありがとうございました!最高でした! (2018年9月3日 22時) (レス) id: 5300344b9c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朱鷺の砂 | 作成日時:2018年8月15日 12時