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探偵の盗聴【太宰治said】 ページ21

ーーーー数十分前ーーーーーーーーーーーー
敦君とA……二人が探偵社に戻って来て私は、

「探偵社に入らないかい?」

そう彼女に言った

私は、彼女を何処かで見た

それは確実だ

何処で見て、どんな人間だったのか思い出せない

だが、彼女は、

「お断りします」

寸分の迷いもせず、微かに目を細めてそう言った

言葉は普通なのに、声色が僅かに低くなった

他の皆は、気付いてないみたいだけど……
彼女には、裏がある

そう思った私は、彼女に盗聴器を仕掛けた

違っていれば、後で回収すればいい……
そんなこと、無いだろうけど……



彼女が探偵社を出て直ぐ、私は盗聴器からの会話(音)を聞いた

『………五人殺すのは、容易い…といったところか…』

盗聴器から聞こえてきたのは、低く楽しんでいるような声色の声

「!!」


「おい、太宰!!…仕事をしろ!!」

「国木田君…少し黙ってくれるかい?」

「あ、嗚呼」


『中也さん…何故、私の居場所が直ぐに分かるんです?』

「!!(中也…!)」

『…………『監視映像』ですが……消去させて頂きました』

「!!!」

その言葉で私は、彼女の事を思い出し、探偵社を出て彼女達がいる場所に向かった

不適な笑み→←路地裏



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雨霧(プロフ) - すみません、余計なお世話かもしれませんが、指摘させていただきます。文字の上に小文字を載せたいときは(ruby:大文字:小文字)というふうに打ちます。例をだすと、(ruby:異能特務課:・・・・・)です。 (2022年2月25日 17時) (レス) @page30 id: b35e170b36 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:朱鷺の砂 | 作成日時:2018年7月20日 21時

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