【文スト】 空間と重力、何方が強い？

番外編〜仮装招宴〜〈中編〉 ページ31

仮装招宴 〜中編〜

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Aside

まぁ色々ありつつ姐さんの部屋へ到着！
今日は……電気ついてるし居そう！

〈コンコン〉
『姐さーん？Aでーす！』

〈ガチャ〉
「おお、Aに樋口、銀。入れ、入れ。」

銀も見かけたんで一緒に引っ張って来ちゃったー あはははー

「して、なんじゃ？相談事か？」

『姐さん、実は……。』
私は出来るだけ簡潔に仮装招宴の事、
仮装を一葉と銀にさせてあげたい事を伝えた。

「ほほぅ……折角じゃ、全員するか。」

『え⁉私もですか⁉』

「勿論じゃ。」
さも当然と言いたげな顔で云う姐さん。

『あ、ちょ、姐さん？
服、服！何そのキャピキャピしたスカート！
あ、やめ、着たくない、
嫌ああああああああああああ‼……』

暫くはAの断末魔が響いた……

仮装を終えて。

私が出て来ると既に2人は居なくなっていた……

決して、作者が服のセンス無さすぎて
「思いつかねぇぇぇぇぇ‼」とか言って
出してないとか、じゃない……と思いたい……
本音→(本当は出したかったですごめんなさい！)

「どうじゃ？キツくはないか？」

『大丈夫、です……でも、スカァトはちょっと……。』

私が着せられたのは皆さんご存知
童話の「赤ずきんちゃん」に出て来る主人公の
赤ずきんちゃん！

私にとっての問題点！

服可愛いけど私が愛想悪過ぎて
呪いを振り撒く赤(血)の魔女にしか見えない！

何故か頭巾がデカくて前が見えづらい！

謎にスカートだけが短い……

「似おうておるぞ？」

『そうですか？照れますね……
というかこんな服どこで……？』

「エリス嬢から、〔Aの仮装招宴での仮装は此れよ！〕と渡されたのじゃ。
一緒に、
〔A！仮装見たいから夜まで脱がないで着ててね？待ってるわ！ エリス〕という手紙も渡されたぞ。

『エリス嬢が……。』

エリス嬢が云うなら仕方ない、諦めよう。
その代わり部屋に閉じ籠ろう。
夜まで誰にも見られないように！

密かにそう決意して、

『姐さん、有難う御座いました！』

と姐さんの部屋を後にした。

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ざつだんー
仮装招宴のイベント文マヨでしてますよね！

みんな可愛いorカッコいい

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