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中学はそんな訳で最寄りの中学には居づらく、私立の少し遠い町の中学に２人姉妹、
両方が受験して幸い両方受かり、其方に行かせて頂く事になりました。
緩やかな日々を暫く過ごしていました。
しかしそれは突如終わりを告げます。
私が、私のクラスメートの女子達が、異世界に飛ばされてしまったからです。
司書室の窓から風が吹く。
僕は、微かに息を呑んだ。
異世界。
そんな事が、本当にあるのだろうか。
司書さんを見つめる。
何時もの感情の読めない眼であった。
クラスメートも飛ばされたのに気づいたのは、私が転職してからです。
見知らぬ土地で生きて行く為にはどうしても職もお金も入用でしたから。
けれど本来存在しない私に戸籍はありません。
困っていた所でとある方に声を掛けて頂きました。
私は其れに乗って、その職場で働かせて頂いていました。
働き始めてから知った事ではあるのですが、其処は世に云う[黒社会]であったそうです。
私はこの街の、[マフィア]として働いていました。
拾って頂いた方は、其処の首領でした。
黒社会とは思えぬ程いい上司や俗にいう仲間、と云うのに恵まれ、其れなりの幸せ者でした。
ですが、其れも直ぐに終わります。
そう言った司書さんの目は、冷たく物憂げな瞳だった。
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こいた - パクリ…なのでしょうか？私も下の御二方と同意見でここに書き込みさせてもらっています。少し似てる！とならまだいいですが、ここまで同じになると疑いかねます。 (2018年1月2日 21時) (
レス) id: 69fdde7bc0 (このIDを非表示/違反報告)
緋月 零 - 私もです。 (2017年12月23日 21時) (レス) id: bda364e96c (このIDを非表示/違反報告)
七味(プロフ) - これと似た内容…というかほとんど同じ内容(流れ)の小説を見たのですが…。 (2017年11月14日 22時) (レス) id: e908ab22be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月霞銀樹 | 作成日時：2017年6月7日 18時
