【文豪ストレイドッグス】地下組織の変わり者 ＜０．５＞

〃 ページ9

「！……」

着信音が鳴った携帯は、太宰のものだった

太宰は、二言三言、電話口で話すと少し苛ついた表情を見せ、電話を切った

「ﾊｧ……仕方ない、か…」

太宰は、そう呟くとAから離れた

「……？」

太宰は、Aと目を合わせると

「まぁ、良いか……
君のファーストキスを奪えたと思えば…」

口元にうっすらと笑みを浮かべ、そう言った

「なっ…！！」

Aが目を見開くと、太宰は、ビルとビルの間を更に奥へと向かって歩いて行った



太宰の姿が完全に見えなくなると、

ﾄﾞｻｯ

Aは、壁に背を預けて座り込んだ

「全く………何なんだ、あの男は…」

Aは、そう呟くと右手で唇に触れた

「……(そう云えば、なんで分かったんだ……)」

Aは、少しの時間(約5秒)考えると立ち上がり、大通りを堂々と歩いていく

「太宰治……か…」





ｰｰｰｰｰ
なんだろう…この終わり方……謎過ぎる
そして、口調が……微妙

未だに太宰さんの口調が掴めない……
(わりと悩みです←作者としてどうなのだろう？)


先日、リアルの方の友達数名と話していたときに、一人の子が『彼氏が他の女の子とラインしてた』的なことを言ってました

私は、そういうことに無頓着な部分があるので、「(いろいろ大変だなぁ…)」なんてことを考えてました

すると、二次元好きの友達は、『それで浮気なら、此方ヤバくない？』的なことを言い出したので、理由を聞いてみると『アニメの推しキャラ(男性)は、皆彼氏じゃん』らしいです

それに納得する作者も作者ですよね……
文ストで例えるなら、『太宰さんと中也どっちを彼氏にしたいか』で、どっちか選べないからどっちも彼氏にしたい的な状況ですよ！

まぁ、その話題のおかげで、二次元の偉大さを知りました
多分、二次元が無くなったら、私は生きていけない自信がある

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