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情報13 ページ17

それから暫く経った。




今日の仕事は探偵社の襲撃。




目的は太宰の説得。




首領が太宰をマフィアに連れ戻したがっている。




しかしさっきから芥川は太宰の事しか頭に無いようで。




さっきから部屋の中を彷徨いている。




「おい聖、まだか?」




『落ち着けよ芥川、それとあんまり動かないでくれないかな、埃が銃に悪いから。』




そう言うと、芥川は椅子に座る。




銃を組み立て、ホルスターに仕舞う。




小刀よし、銃よし、眼帯よし。




『行くぞ、芥川』




遅い、と言いつつ外套を翻してドアに向かう芥川。




『いいか?今回の任務はあくまでも説得、太宰との交戦ではないからな。』




「分かっている」




芥川は不満そうに応えた。




私がドアノブに手を掛けた瞬間、ドアが外側から勢いよく開かれた。




慌ててドアから飛び退く。




『あ、樋口さん』



ドアの外に立っていたのは金髪の女性。




樋口一葉。




首領直轄の遊撃隊に入った新人だ。




「すみません遅れました…!…ええと、私は…」




『樋口さんはここで連絡を待っていて下さい。あまり探偵社に人員の情報を知られたくないので…』




そう言って私はポケットから小型のマイクとイヤホンを出した。




「はい、わかりました!お気を付けて!」




芥川の後について部屋を出る。




ビルを出るとかなり強い風が吹いていた。




『寒…』




「薄着で来るからだ」




正論。


でも私パーカー着てるし



『芥川は重装備過ぎるんだよ』



まだ外套は暑い。



でもパーカー寒い




どうしたものかこの矛盾は




考えながら歩いていたら、突然立ち止まった芥川にぶつかった。




「何処を見て歩いている。付いたぞ。」




『ご、ごめん…なさい?』




「何故語尾に疑問符を付ける?」




私たちの見上げる先には古いビル。




この四階に、探偵社が在る。

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作品ジャンル:アニメ
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渚烏@パラノイア - konoha@カルちゃんは天使さん» はわわわ…ありがとうございます!こんな駄作者のことろに…((。´・ω・)。´_ _)) (2016年9月23日 19時) (レス) id: 12f38444e8 (このIDを非表示/違反報告)
konoha@カルちゃんは天使(プロフ) - 参加して下さりありがとうございます!見に来ました〜!これからも更新頑張って下さい!応援しています! (2016年9月22日 22時) (レス) id: 48215daa06 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Lost Moon | 作成日時:2016年6月13日 10時

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