【オレ嫁】【男主 BL】年下オレ様御曹司に迫られています (You×Ryosuke.Y)

step５−１ ページ22

A君のお姉さんが、俺の本当の婚約者？




『ふざけんな。いきなり相談もなしに勝手に留学して、
　人に跡継ぎの責任押し付けておいて、今更よくそんなことが言えるな。
　本当の婚約者だと？こいつはもう俺の嫁なんだ…行くぞ』





侑李「…“俺の嫁”ねぇ…」









涼介「ふー…なんだっただ、さっきの…」



　

…でも本当にいるんだな、あんた超絶美人…

すごく優しそうだったし、荒っぽいA君とは真逆っていうか…





A君…





“俺の嫁なんだ”





////////ドキ…///////









涼介「………って、いやいやいやいやっ！！何勝手に決めつけてんだよっ！！
　 ドキドキなんでしてねーいし！！！」





…でもせっかく家族が帰って来たのにこんな状態でいいのか…





A君、今までこの広い家に１人ぼっちで…絶対寂しくないはずないのに





俺…いつの間にA君のことばかり考えるようになったんだ









ー次の日ー




侑李「あ！おはよう、涼介」



涼介「！A君のお姉さんっ、おはようございます！」



侑李「クスｯ…侑李でいいわ、どこかお出かけ？」



涼介「…は…はいっ(キラキラしてる…)」



侑李「…Aとデート？」



涼介「え”！？いえ…っ…えっと…というか…無理矢理ついて来られるといいますか…」



侑李「へー！Aとは仲良くやってるのね」



涼介「………////」



侑李「私とはあれから一度も顔を合わせてくれなくね…
　 まぁ自分の勝手でAには大変な想いをさせてしまったし…
　 恨まれても仕方ないって分かってるんだけど」





侑李さんがあまりにも落ち込んでいて、


暗い顔をしたので俺はなんだか申し訳なった…





涼介「……」



侑李「…ごめんね、引き留めちゃったわね。いってらっしゃい」



涼介「…あ、あのっ！！」





気づけば声をかけてしまっていた

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