300票記念！のお話 ( 1 ) ページ40
(このお話は良平さんとAさんが高校生の頃のお話です)
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「良平ー！！ちょっと！早く起きて！遅刻する！！」
そんな声がふと耳に入り少し目が開く。
開いたものの睡魔には勝てずまた瞼が閉じようとする。
「もー！はやく、起きて…よ！！」
ばさっと布団を取られさっきまで自分を包んでた温かいものがなくなった。
今は冬だ。
しかも2月。この寒さに耐えられる気がしない。
気がつけば目は完全に目が覚めていた。
寒さに負けたのだ。
「さっむ…いくらなんでも布団取るとかなくね？」
「今何時だと思ってるの！？もう8時だよ！！」
「えっ」
・・・・・・
というわけで……
「遅刻しましたー…」
「ははっそれはお前が悪いわ〜」
あの後慌てて制服に着替えてパンを口に突っ込んだ。
それからAを後ろに乗せて高速で自転車のペダルを漕いで学校に来た。
それなのに、遅刻した。
たった3分遅れただけだ。
「なのに先生は怒るしさぁ？」
「なあ良平、そんなことよりさ！今日なんの日か知ってる？」
「んー？なんの日って…」
隣の席に座る奴にニヤニヤしながらそう言われ頭の中で考える。
今日は2月14日…
え、今日バレンタインデーじゃん。
「なんだよその顔は…」
隣の奴の顔はまだニヤニヤしたままだ。
何を考えてるんだよ。
「Aちゃんからもらったの？チョーコ♡」
「はっ！？」
「はははっそんな反応しなくても〜んで？どーなわけ？」
「………もらってないですけど？」
そう、この隣の奴は俺の好きな人のことを知っている。
なるほど、だからさっきからニヤニヤしてたのか。
うぜえ。
「そんなあからさまにウザいっていうような顔すんなよ〜」
「あれバレてたんだ。」
「うーわ、自覚してやってたわけね！お前なんかチョコ一個も渡されない呪いをかけてやる！」
「なんだよそれ」
朝からこんなくだらない話をして、楽しいといっちゃ楽しい。
でも俺は、やっぱり気になる。
A、今年はくれんのかな。
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評価300票を超えてました…( ; ; )
とても嬉しいです、作品を見てくれているだけでも嬉しいのに、
本当に幸せものです。ありがとうございます！
300票記念のお話はちょっと良平さんの高校生時代を書いてみたいなと思い、
その設定にしました！
バレンタインデー過ぎてますが、続きも見てくださると嬉しいです！
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west - 良平さん可愛い、、、、好き、、応援してます!! (2020年6月4日 21時) (
レス) id: df52d3e3aa (このIDを非表示/違反報告)
結衣(プロフ) - 初めまして♪ニヨニヨしながら読ませて頂きました…wとても良いストーリーでした！続きがすごく気になります…！私も、良平兄様が凄く好きなので、色々語りたいです…！更新頑張ってください！応援してます…！ (2018年5月8日 23時) (レス) id: 974da74c9b (このIDを非表示/違反報告)
Arisa - はじめまして！すごく面白かったです！！あと続きめちゃくちゃ気になります（笑） 良平兄さん大好きです！これからも頑張ってください！ (2018年5月5日 22時) (レス) id: 582faf442a (このIDを非表示/違反報告)
sarina(プロフ) - 続き楽しみにしています。更新頑張ってください。 (2017年9月15日 6時) (レス) id: d522c55f9d (このIDを非表示/違反報告)
えぐっちと良平さん大好き♪ - 初めまして♪私も良平さん大好きです！かっこいいし♪いつも寝る前に添い寝ボイス聞いてから寝てます！ (2017年8月28日 11時) (レス) id: 83d91be9a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふらわ | 作成日時：2016年8月21日 19時
