ツンデレ…いや、クーデレも捨てがたい。 ページ7
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「……………と、いうわけ!」
ざっくりとした説明を受け、俺は放心状態だった。
な、なんだよ…裏でコイツらが動いてたってか…!?
『お前ら一体何なんだよ…。』
溜め息混じりに呟くと猫目の男が"待ってました!"と言わんばかりに立ち上がる。
「それじゃ紹介するよ!」
順番にここにいるヤツらの紹介をしだした。
「目つきの悪い団員ナンバー1が我らがメカクシ団の団長キド!」
「悪かったな、目つきが悪くて。」
いや、顔とか整っていて美人だぞ。
たぶんギャルゲーならツンデレ…いや、クーデレも捨てがたい。
「…お前、ゲームに変換するなよ?」
おっと、シンタローに気づかれてたか。
「でかいカエルみたいなのが団員ナンバー2のセト!」
「緑だからカエルってのも安直っすね!」
はっはっは、と笑うセト。
爽やかイケメンくんの君はこのお仲間だったのか…。
「でもカエルさんは小さいよ…?」
「その白いモコモコしたのがナンバー4のマリー!」
マリーちゃんは白い髪をフワフワさせてセトのツナギのすそを握っている。
……なんだ、この可愛い生物は。あのヒキニートの心を揺さぶるくらいなんてこと無いだろう。
「そして新しく入団したキサラギちゃんがナンバー5、電脳少女のエネちゃんがナンバー6!」
モモちゃんとエネちゃんは紹介されてとびっきりの笑顔とピースサインを見せた。
いいのかい二人とも。そんな胡散臭さ99%な団体に加入して。
猫目の男は話を続けた。
「んで、僕は団員ナンバー3のカノっていいます。僕らの活動としては表立って何かするってことは無いんだけど、時々ヤバいとこに行って任務を遂行したり…まぁ普段はゆるーく活動してます!」
ちょと待て。
やたらペラペラと話してたけど何か怪しい話があったような…?
「カノ、またお前は…!」
「あっ、しまっ――ギャンッ!」
団長、キドによる制裁がカノにくだされた。
おっそろしぃ…。
「…なぁユウキ。」
『なんだシンタロー。』
「俺…この展開は聞いたことあるような気がするんだが。」
偶然だな、俺もそう思っていたところだ親友よ。
カノが頬を押さえながら言葉を発した。
「えー…というわけで、秘密を知ってしまった以上二人はお家に帰れません。」
『「………は?」』
コイツ、マジで抹殺してやろうか…。→←あ、コイツなんかイラッてきた今。←
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生クリィ〜ム - ちょwwww考えていることといっていることがwww違いますよwwwwwwww (2014年7月11日 21時) (レス) id: 4489838bdb (このIDを非表示/違反報告)
稀羅(プロフ) - 生クリィ〜ムさん» あれっ女神様がいる。よし、拝もう!!((← (ありがとうございます!!!!) (2014年7月10日 23時) (携帯から) (レス) id: 0a116ef314 (このIDを非表示/違反報告)
生クリィ〜ム - 本家の方も見ています!面白すぎるのでww (2014年7月10日 22時) (レス) id: 4489838bdb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:綺羅 | 作成日時:2014年7月10日 19時