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file6,奇策ヤード ページ3

俺が怒鳴りつけたその瞬間、周囲の目が俺達に集まった。

……やっべ、テロリストにまで目をつけられちった。


「てめぇは何なんだよ…。」

『あ゙?』

なんか近くで見たら余計にムカつく顔してんな。

「お前、自分の立場分かってんのかコノヤロォ!!」

男は俺の胸ぐらを掴んで持ち上げ、鼻で笑う。

「はっ、ずいぶん貧弱そうだし普段外にも出てねえんじゃねぇの?お前みたいな引きこもりなら死んだって誰も困らねぇよな!!」

男達は豪快に声をあげて大笑いした。

「ユウキ!」

シンタローが俺の名を叫んだ。

…俺が死ぬだって?

『………俺は生きてここから帰る。』

「ぁあ?」

俺が親友を残して死ぬ訳なんて――――――

『お前らのアホ面、覚えてやるからお前らもちゃんと…覚えとけよ。』




ないだろ?




目の奥が熱を帯びる。

「………ろよ…。」

「あ?」

『シンタロー…?』

シンタローがポツリと何かを呟いた。



そして、



「お前みたいなクソ野郎こそ一生牢屋に引きこもってろよ!!!!」

シンタローの怒鳴り声。

「やっぱ君ら、面白いよ……最高。」

呟いたその声と共に



ガアアアンッ


向こうにあるテレビが倒れた。

させるかおんどりゃぁああ!!!!→←…何が大丈夫なんだよ。



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生クリィ〜ム - ちょwwww考えていることといっていることがwww違いますよwwwwwwww (2014年7月11日 21時) (レス) id: 4489838bdb (このIDを非表示/違反報告)
稀羅(プロフ) - 生クリィ〜ムさん» あれっ女神様がいる。よし、拝もう!!((← (ありがとうございます!!!!) (2014年7月10日 23時) (携帯から) (レス) id: 0a116ef314 (このIDを非表示/違反報告)
生クリィ〜ム - 本家の方も見ています!面白すぎるのでww (2014年7月10日 22時) (レス) id: 4489838bdb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:綺羅 | 作成日時:2014年7月10日 19時

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