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『建人、ありがとう!』
「少しでも元気になれたなら良かったです」
『いつまでもクヨクヨしてられないしね!
でもあんな勘違いしそうになる行動は止めてほしいよね〜
抱きしめたり、手を繋いだりさぁ』
「……そうですね(五条さんは何を考えているのやら)」
『やっぱり呼び方とか変えた方がいいかなー
きっぱり忘れる為にも……』
「Aの好きなようにしたらいいと思いますよ」
『……うん!五条先輩って呼ぶ事にする!』
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五条悟side
ずっと可愛がっていた後輩に告白された
多分、言うつもりは無かったんだと思う
本人も吃驚していたからだ
聞こえない振りをしてやる事も出来た
でも大切な後輩にずっとそんな気持ちを持たせ続けるのも酷かと思い
「いや後輩としてしかみれねぇわ」
と告げた。もっと他の言い方があったんじゃないのか?とAの顔を見てから気付いたが
どうしたらいいか分からずその場を去ってしまった
その事を傑と硝子に相談すると2人は呆れて何も言えない、と言って自室に帰って行った
俺が悪いのか?いや、言い方が悪かったのか?と1人悩みながらその日は終わった
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作者名:アリス | 作成日時:2021年3月5日 14時