辛い時でも頼り辛い。<stxxx>part3

22　　↑続き ページ22

「青なじみ」って、、、

方言なんだよね、、、

え、ダサいよね多分、、、


＊＊＊＊＊

ころんside


さとみくんがゆっくりと振り向いた。



さ「……っ、ころん」



その頬を見て言葉が詰まった。
出かけた言葉が喉に引っ掛かる。


彼の頬には既に乾いた涙の跡が残っていた。

そしてまだ、瞳は若干うるみを帯びていた。




『…ジェルくんのこと。慌てて、戻ってきた』

さ「そっ…、か。ありがとう…」



さとみくん、元気ない？
……それが普通か。


と、さとみくんがはたと気づいて目の周りを擦り未だ浮かぶ涙を拭った。

そのまま膝を立てて立ち上がる。


いや、正確には“立ち上がろうとした”。


立ち損ねた彼の肩にそっと手を添えて、少し恥ずかしいながらも言葉を発した。



『僕が来るまでにさとみくんがしてくれたこと、絶対ジェルくんの回復に繋がってる。

少なくとも僕はそうだって思う。


…ありがとう、っていうべきでしょ』




僕らしくもない。

でも、ほんの少し。
少しだけだから。




せめて、少しだけかっこつけさせてほしい。



僕が来る前にほとんどやってくれたさとみくんが本当にかっこいいのは分かってるから。




さ「……、別に泣いてねーし」

『なんも言ってないしw』



何となく、微笑んでみたり。









りいぬside


『ふふ…っwwうふw』

ジ「てめ、りいぬ何笑ってやがる」

る「そういう口聞いていいんですね」

ジ「はいごめんなさい申し訳ございませんもう二度とそんなこと口にしません」




ビール瓶(持参)を持った黒いオーラを放ったるぅとくん、サングラス(持参)をかけた微笑みの恐ろしいなーくん。


そして二人の前に正座させられた惨めで…っw惨めでwwちょっと可哀想なジェルw




な「まず最初に何聞こうか？まずはなんで俺たちに相談しなかったのか言おっか。閲覧注意になるから別室で！」

ジ「そしてジェルは、24年の短い生涯をお世辞にも静かとはいえない形で終えるのであった…」

る「そういうの要らないんで素手かビール瓶か選んどいてくださいね」



これから何が起きるんだ……ってころちゃんの呟きをよそに、ジェルは可哀想にるぅとくんに引きずられていった。



さ「ご愁傷様。骨は埋めてやるよ」

こ「ご愁傷様ぁ。僕花あげるよぉ」

『ご愁傷w様w三年に一回行くよw』




ついに笑いをこらえられなくなって吹き出したその瞬間、どこからか断末魔の叫びが聞こえてきた………。




＊＊＊＊＊

さとちゃんメインって言われたのに、、、


ごめん、、、



てか毎回看病シーン短いの本当何((

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