せんせいにみられた【ジ.ェ.ル】

秘密25日目 ページ28

生まれた時から私には居場所がなかった








母と父は私のことが嫌いだと言っていた







それは私が駄目な子だから。









だから私は勉強を頑張って、親に認めてもらえるように頑張った









全ての科目は90点以上とりつづけた









でも、それでも親たちは認めてくれなかった









＿「お前が、産まれたからお母さんはおかしくなったんだぞ！！なぁ！！」








お母さんは私が産まれてからおかしくなったらしい








私のせいで＿＿＿









気がつくと私はいつも傷だらけの事が多くなった








でも見えないところを殴られていたから誰にも気づかれなかった









気づいてもらえなかった









でも莉犬たちだけは私の異変に気づいてくれて









＿「大丈夫、かなでは強いよ」





＿「生まれてきたことにちゃんと意味はあるんですから」





＿「僕たちがついてるよ」









心強かった








だから私はこの幼馴染み３人にくっついて回るようになった









それと、性格を変えて学校での自分を人気者にした









そしたらモテるようになったし、色んな人が話しかけてくれた









『学校だけが私だけの居場所なんです』









先生に私はそう言った









先生は涙を流しながらずっと、ずっと話を聞いてくれていた

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