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なーくんの想いにお母さんは考えたように黙り込んだ。
この家の一人娘。
大切にしてくれてるのはわかってる。
だからこそこんなに悩んでくれているのもわかる。
父「いいんじゃないか？」
『え？』
父「もちろん約束通り大学卒業したら仕送りもやらない、お前がダメになった時の手段はこっちにもある。お見合いの話もある」
『…ん？』
父「大学卒業してから考えると向こうにも言っていたんだが、昔から親交のある医師にお前の5つ上の息子さんがいる。その息子さんも医師だ」
5つ…。さとちゃんと同い年か。
いやいやいや！違う！そうじゃない！
母「そういえば、翔汰くんはどうなったの？」
『とっくに別れてるよ…』
父「あぁ、今年大手企業に就職したらしいな。あの子なら昔から印象良かったしいいんじゃないか？」
『ち、が、う！！！』
翔汰くん、私は翔くんと呼んでいる。
すとぷりメンバーにも話したことのある、ご近所さんであり元彼。
母「とりあえずわかったわ。認める。でも、もし何かあったらすぐ結婚。貴女、女の子に生まれてよかったわね」
男の人なら働いて養わなきゃいけないけど、女の私ならその必要はあまりないからだろう。
大学行ったのならまだ少なからず働く場所もあるだろうし。
ななもり「…よかった、のかな」
『うーん、よかったんじゃない？』
実家を出て私の家に帰るタクシーの中。
なーくんとさっきのことを話した。
ななもり「お見合いなんて本当にあるんだね」
『ドラマだけの世界かと思うよね〜、でも、私の両親もお見合いだったからそうなる運命なんだよ』
ななもり「その、元彼とは？」
『うーん、お見合いするよりはいいかも。なんて失礼だけど。まぁ、すとぷりでとびきり忙しければお見合い話も薄れてくんだろうし大丈夫だって。だからなーくんと私だけの秘密で！』
他のメンバーに言ったところで騒ぎになるだけで、面倒くさいことになる。
話すのはやめておこう。
ななもり「さくちゃんは好きな人いないの？」
『え？好きな人かぁ、うーん』
この帰り道で、1番印象に残ったのはこの言葉だった。
好きな人、私いないのかな。
21にもなる女がいないなんて寂しすぎないか…？
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ルナ - 更新されてないけれど、とても楽しみ！書いてくれるならとてもうれしいです！体調に気を付けてください！ (3月18日 13時) (
レス) @page33 id: fabaf65e29 (このIDを非表示/違反報告)
らいあい(プロフ) - 更新されてないみたいですが、続きを楽しみに待ってます！ (2022年9月12日 23時) (レス) id: 38d99d8d0c (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - リクエスト失礼します！私は、大人組が好きなので大人組なんかできたりとかしてほしいです！例えば、お菓子作りとか！時間があったらお願いします！ (2022年1月17日 23時) (レス) @page33 id: 102571db8d (このIDを非表示/違反報告)
かろん。(プロフ) - リクエストです！！Night Aというグループがあるんですけど、Night Aのメンバーからもモテるさくりちゃんが見たいです！とっても面白くて、見応えもあり、この作品はとっっても素晴らしいです！！この小説を作ってくださり、ありがとうございます！！ (2021年5月31日 22時) (レス) id: da5fe3ed8a (このIDを非表示/違反報告)
アニヲタマカロン(プロフ) - リクエストです！遊獣浮男ボーイの時(無観客ライブ)夢主ちゃん歌わずに男の子と遊ぶ女の子？みたいな相手役？みたいなのやって欲しいです！語彙力なくてすいませんでした…。 (2020年7月8日 7時) (レス) id: 12b6ab0358 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひーりん。
| 作成日時：2019年11月6日 18時
