すとぷりのお姫様は愛されている！８

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るぅちゃんはお家に入るなりにこっと微笑んで、私に買い物袋を渡した。





るぅと「喉風邪は何も食べられないでしょ？食べられそうなものとお薬買ってきたよ」






で、出来る子…。


さすが21歳になった男は違うなぁ！





『すっごく助かる！確かに昨日からあまり食べられてないんだ』

るぅと「熱もある？」

『んー、少しだけ』

るぅと「さくりちゃんの少しはあてにならないよ」






全然信じてもらえてなくて苦笑い。



風邪を引く度に言われる言葉だ。
今回は本当にそこまでじゃないんだけど…。







るぅと「あー！編集したらダメだよ！」

『バレた』

るぅと「もぉ…、来てよかった」

『てへ』

るぅと「可愛くな…可愛いけどダメ！」

『え、今可愛くないって言った？』





え、、
今日は裏るぅとの日？



表るぅとはどこなの！？




…いや、これが表でいつもが裏なの？






るぅと「全部声に出てるよ」

『る、るぅとさん…』





そんな怖い笑顔で笑わないでほしいよ。






るぅと「と！に！か！く！やること多いと思うけど、今は僕がお兄さんだからね。言うこと聞いて休んで！」





るぅちゃんにパソコンを閉ざされてしまって、やることがなくなってしまった私は大人しくソファに座ることにした。

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