すとぷりのお姫様は愛されている！８

☆原因不明のプチ喧嘩 ページ22

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( ☆リクエスト )





ころん「さくってすとぷりに気遣ってるよね」





そう言われたのは昨日だ。





もう3年やってるんだよ？

そんなわけないのにそう言ってキレだした。





『そんなわけないじゃん、すとぷりやって何年だと思ってるの？ころちゃんに関してはもっとでしょ？』



そりゃあ迷惑かけたくないとか、そういう面で遠慮しちゃうことはあるよ。


でもここ最近は言えるようになってきたし、私からしたら気を遣っているって意識はない。




だってメンバーといて落ち着くから。

気を遣ってたら疲れちゃうけど、安心感と心地良さがある。






ころん「じゃあ、僕に何でも言える？メンバーに何でも言えるの？言ってもなーくんにだけで他のメンバーには何も言ってくれないし」

『それは』

ころん「ほら、僕達に言ってないことあるじゃん」





悪い意味じゃないのに。

気の遣い方でも悪いものと良いものはあると思う。




それこそ前にあったストーカー被害を隠してたのは悪い気の遣い方だったと今なら感じるけど、そうじゃないものだってあるでしょ？





人間そういうふうに遠慮しながら生きていくものだと思ってるよ私は。









ななもり「どうしたの突然」




私達が言い合いしているのを遠くから聞いていたメンバーは、みんな私達の方を見ていた。




『わかんないけど、ころちゃんがなんか急に』

ころん「っ、僕のせい！？」

『だってころちゃんが突然言ってきたじゃん！』

ころん「僕はただ！」

『なに？』

ころん「…あぁ〜もう！いい！」








そう、原因不明の謎のプチ喧嘩です。

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