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#3 ページ27

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女の子の目はキラキラと輝いていて、違うよなんて言うのも夢がなさすぎるのかと変に考えてしまっている。


これはノっとくべきか?




「あっ、いた!ごめんなさい!うちの娘が」



そう考えているとこの子のお母さんが困ったように笑いながら女の子のもとへやって来た。


綺麗なお母さん。




「ママ!お姫様と王子様に会ったよ!」

「そうね、良かったね〜。ごめんなさい本当に」

「王子様はお姫様を幸せにしてね!ばいばーい!」




行っちゃった。

結局何も言えないままになってしまった。



まぁ、いっか。
あの子が幸せなら。




るぅと「可愛い子だったね」

『ね。あーいうの見ると結婚して子供ほしいって思ったりするんだよね』


今は結婚とかいいや〜とか思っても、パパママと小さい子供が仲良く歩いてるのを見るといいなぁって。



高校生のときは結婚願望すごく強かったもん。





るぅと「僕も欲しいな」

『え?意外』

るぅと「相手はさくりちゃん限定だよ」





…不意打ち。



るぅと「さ、会計しましょ」

『あっ、うん!』




色々考えながらるぅちゃんがお会計をしてくれて、買った荷物も全て持ってくれていた。


るぅちゃんは紳士だ。




いやぁ、私にはもったいないね。






そのまま私の家に着いて一緒にハンバーグ作り。





『んあ〜、玉ねぎ〜』

るぅと「頑張って!(笑)」






るぅと「ひっくり返します!」

『いっけー!おおー!』




たくさん笑って楽しく作ったハンバーグは最高に美味しくて、やっぱり誰かと食べると食欲が増す。






『2人で作ったご飯は美味しいね』

るぅと「そうだね!」





幸せだ。

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作者名:ひーりん。 | 作成日時:2019年7月20日 19時

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